Oracle Web Services Managerの構成

Oracle Web Services ManagerはOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceとともに自動的にインストールされますが、構成はされません。

Webサービスを使用するには、事前にOWSMを構成する必要があります。このステップを実行する前に、EPM Systemインストーラを使用してリポジトリ作成ユーティリティをインストールしたことを確認します。Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成ガイドのリポジトリ作成ユーティリティを使用したインフラストラクチャ・スキーマの作成を参照してください。

OWSMを構成するには:

  1. WebLogic Administration Servicesマシンで、「すべてのプログラム」「Oracle WebLogic」「WebLogic Server」「ツール」「構成ウィザード」の順に選択します。
  2. 「ようこそ」ページで、「既存のWebLogicドメインの拡張」を選択して、既存のEPMドメインに新規のコンポーネントを追加し、構成設定を変更します。
  3. 「次」をクリックします。
  4. ドメイン構成タイプの更新ページで、「既存のドメインの更新」を選択して、「ドメインの場所」が正しいことを確認し、「次へ」をクリックします。たとえば、C:\Oracle\Middleware\user_projects\domain\EPMSystemです。
  5. 「テンプレート」タブで、Oracle WSMポリシー・マネージャ「Oracle JRF」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
  6. 「JDBCデータ・ソースの構成」ページで、RCUの構成時に入力したパスワードを指定し、必要に応じてJDBCデータ・ソースの詳細を変更して、「次へ」をクリックします。
  7. 「データ・ソースのテスト」ページから、テストするデータ・ソースを選択し、「接続のテスト」をクリックします。

    正常に接続されると、「ステータス」の下にチェック・マークが表示されます。正常に接続されていない場合は、戻ってJDBCデータ・ソースの詳細を修正してから、テストを再実行します。

  8. 「次」をクリックします。
  9. コンポーネントのデータソース構成タブで、「OWSM MDS」スキーマを選択して、「OWSM _mds」スキーマの詳細を入力し、「次へ」をクリックします。
  10. 「JDBCテスト」タブで、テストするコンポーネント・スキーマを選択して、「選択された接続のテスト」をクリックします。

    正常に接続されると、チェック・マークが表示されて、「接続結果ログ」に結果が表示されます。正常に接続されていない場合は、戻ってJDBCデータ・ソースの詳細を修正してから、テストを再実行します。

  11. 残りのページで「次」をクリックします。
  12. サーバー・マシンを再起動し、すべてのOracle Enterprise Performance Management Systemサービスを停止してWebLogic管理サーバー・コンソールを起動します。