ESSLANG設定の管理

Oracle Essbaseサーバー・コンピュータ上のESSLANG環境変数は、使用するアプリケーションのロケール値を保持する必要があります。

注:

Essbaseサーバー・コンピュータ上でアプリケーションを作成した後でESSLANG変数を変更した場合、そのアプリケーションは開始できなくなります。

データの破損を防ぐために、次のような状況では、ESSLANGロケール指定はクライアントとEssbaseサーバー間で同じにする必要があります:

  • クライアントがUnicodeに対応していません。

  • Unicode対応のクライアントが、Unicodeに対応していないバージョンのEssbaseサーバーにある既存のアウトラインに上書き保存します。

  • Unicode対応のクライアントが、Unicode対応のEssbaseサーバーにある非Unicodeアプリケーションにアウトラインを保存します。

Unicode対応のクライアントがUnicodeモードのアプリケーションに属するアウトラインを表示および更新する場合は、クライアント・コンピュータとEssbaseサーバー・コンピュータとでESSLANGロケールの指定が異なっていてもかまいません。

英語以外の環境でEssbase RTCを使用する製品に対しては、クライアント上でESSLANGを手動で設定する必要があります。