最新Javaパッチ・レベルへの更新

各リリースのOracle Enterprise Performance Management Systemでは、リリース時点で使用可能な最上位レベルのパッチが組み込まれたJava 8 JDKがインストールされます。リリース間でJDKのパッチ適用が必要になる場合があります。

EPM Systemをインストールして構成した後に、次のステップに従って既存バージョンのJDKを最新バージョンに更新します。EPM Systemデプロイメントのミドルウェア・ホーム・ディレクトリ、およびすべてのホスト間のすべてのEPM Oracleインスタンスでこれらのステップを実行します。

ソースJDKは、既存のインストールを使用するように構成されたJDKです。ターゲットJDKバージョンは、インストールを使用するように更新されたバージョンです。

Oracleサポートで、新しいJava 8配布のダウンロード場所を確認してください。

EPM Systemリリース11.2.5+のJavaの更新(WindowsおよびLinux)

EPM Systemリリース11.2.5以降、JDK8およびJRE8は、ディレクトリ名にJavaの完全バージョンを含まないディレクトリにインストールされます。

次に例を示します。

JDK: Oracle\Middleware\jdk

JRE: Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.8.0

Javaを更新するには:

  1. すべてのEPM Systemサービスを停止します。
  2. MIDDLEWARE_HOMEに対して次のアクションを実行します:
    1. 現在のJDKフォルダの名前をOracle\Middleware\jdk.saveに変更します。
    2. ターゲットJDKをOracle\Middleware\jdkにインストールします。
    3. Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.8.0にインストールされたJREがある場合:
      1. JREフォルダの名前を1.8.0.saveに変更します。
      2. ターゲットJREをOracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.8.0にインストールします。
  3. すべてのEPM Systemサービスを起動します。

デフォルトのJavaキーストアを使用してパブリック/プライベート証明書を保管する場合は、パッチ適用の完了後に古いJREの場所から新しい場所に必ずコピーしてください:

Oracle\Middleware\jdk\jre\lib\security\cacerts

Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\JRE\Sun\1.8.0\lib\security\cacerts