OHSの手動インストール

注:

手動インストールを続行する前に、作業中のバックアップが使用可能かどうかを確認してください。バックアップが存在しない場合は、別の類似した作業環境からOHSフォルダをコピーできます。ソース環境にOHSをインストールしたユーザーが現在の環境のユーザーと同じであること、およびMIDDLEWARE_HOMEパスが同じであることを確認します。

これらのオプションを使用できない場合は、次のステップを使用して手動インストールに進んでください:

表11-2 OHSの検証および再インストール

ステップ 詳細
手動OHSインストール(EPMインストーラ・オプションが使用できない場合) OHSを手動でインストールするには:
  1. ダウンロードしたOHSインストーラ・ファイルを含むディレクトリに移動します。
    • Windows: installer_files>\ohs_patchset\Disk1\setup.exeを実行します
    • Linux: installer_files>\ohs_patchset\Disk1\runInstallerを実行します
  2. OHSフォルダが部分的にインストールされている場合は、MIDDLEWARE_HOMEの下のフォルダの名前を変更します。

次の画面では、インストール・プロセスを順を追って説明します:

  1. WindowsまたはLinuxインストーラを起動して、インストール・プロセスを続行します。


    インストーラの起動

  2. 「自動更新をスキップ」オプションを選択し、「次へ」をクリックします。


    自動更新をスキップ

  3. OHSインストール用のOracleホーム・ディレクトリを選択します。MIDDLEWARE_HOME/ohsである必要があります。


    Oracleホーム・ディレクトリ

  4. 「スタンドアロンHTTPサーバー(WebLogic Serverとは切り離して管理)」オプションを選択し、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。
    スタンドアロンHTTPサーバー・オプション