ユーザーの設定およびプロビジョニングについて

Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementを操作する前に、管理者は、ユーザーとグループを設定し、それぞれに適したセキュリティの役割を割り当てる必要があります。

セキュリティの役割ごとに指定される権限により、ユーザーまたはグループがアクセスできる機能およびデータが決まります。構成時に、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』に説明されているように、認証モードとしてOracle Hyperion Shared Servicesを選択します。

セキュリティとユーザー・プロビジョニングの管理については、2つのガイドがあります:

  • セキュリティに関する技術情報にOracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを使用します。

    • SSL (一方向、双方向、SSLオフロード、SSLの終了)

    • シングル・サインオン

    • デフォルトのEPM SystemのSSO

    • セキュリティ・エージェント

    • カスタム・ログイン

    • カスタム認証モジュール

    • EPM System保護のガイドライン

  • ユーザー・プロビジョニングを設定して管理する方法に関する情報として、Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを使用します。

    • Oracle Hyperion Shared Services Console

    • ユーザー・ディレクトリ

    • アプリケーションおよびアプリケーション・グループ

    • 委任されたユーザー管理

    • ネイティブ・ディレクトリの管理

    • プロビジョニングの管理

    • EPM Systemのプロビジョニング

Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceを介してProfitability and Cost Managementのユーザーおよびグループを作成、管理およびプロビジョニングします。プロビジョニング・プロセスでは、Shared ServicesProfitability and Cost Managementの両方が構成されて実行されている必要があります。外部認証を使用すると、アプリケーション間の通信がシームレスになり、ユーザーを簡単かつ正確にプロビジョニングできるようになります。

次のステップは、ユーザーとグループを設定およびプロビジョニングするためのプロセスの概要を示します:

  1. EPM Workspaceで、「ナビゲート」「管理」「Shared Services Console」の順に選択してShared Servicesの画面にアクセスします。

    注:

    初めてログオンする場合、製品の管理者(admin)ユーザーが自動的に作成されます。

  2. admin役割が割り当てられているユーザーをプロビジョニング・マネージャの役割に設定します。Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください。

  3. ユーザーを作成します。Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください。

  4. 適切なセキュリティの役割を使用してユーザーをプロビジョニングし、必要なプロジェクトおよびアプリケーションにアクセスします。

    注意:

    ユーザーがEPM WorkspaceにアクセスしてProfitability and Cost Managementの外部でタスクを実行する必要がある場合、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理などEPM Workspaceの役割を使用して選択したユーザーをプロビジョニングすることも必要です。

  5. 必要に応じて、グループを作成します。グループ内のグループをプロビジョニングできます。Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください。

  6. EPM Workspaceにログオンし、Profitability and Cost Managementを開きます。

  7. ユーザーがProfitability and Cost Managementにログオンでき、プロビジョニングされたプロジェクトおよびアプリケーションを表示できることを確認します。

ユーザーおよびグループを設定およびプロビジョニングする詳細な手順は、Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください。