Profitability and Cost Managementの変更点の監査

Oracle Hyperion Shared Services Consoleの監査機能を使用してアプリケーションのアクティビティおよび変更点をモニターしてから、結果が詳細に記載された監査レポートを生成できます。

使用可能な監査レポートには、次の3つのタイプがあります:

  • セキュリティ・レポート

  • アーティファクト・レポート

  • 構成レポート

監査レポートには、選択した監査領域に関するアクティビティの詳細が記載されています。これには、次の情報が含まれます:

  • 日付

  • アプリケーション

  • ユーザー

  • アーティファクトのタイプと名前

  • 実行されたタスク

レポートを生成するには、次の手順に説明されているように、先に監査を使用可能にする必要があります。これらのレポートは、CSVファイルとしてエクスポートできます。Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください。

監査機能を使用可能にするには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「管理」「Shared Services Console」の順に選択します。
  2. Shared Services Consoleから、「管理」「監査の構成」の順に選択します。

    監査構成画面が表示されます。


    監査構成画面を使用して監査を使用可能にし、モニターする領域を選択します。
  3. 「監査の使用可能」を選択します。

    「グローバル設定の上書きを許可」および「タスクの選択」リストがアクティブ化されます。

  4. タスクの選択で、監査を使用可能にするアプリケーションの領域を選択します。領域全体を選択することも、各オプションを展開して監視するステップを個別に選択することもできます。

    注:

    これらのタスクの大部分は標準および詳細Profitabilityアプリケーションに対してのみ適用されます。

    表2-4 Profitability and Cost Managementの監査タスク

    監査領域 使用可能な監査タスク
    ステージ
    • ステージの作成

    • ステージの変更

    • ステージの削除

    • ステージのエクスポート

    • ステージのインポート

    ドライバ
    • ドライバの作成

    • ドライバの変更

    • ドライバの削除

    • ドライバのエクスポート

    • ドライバのインポート

    POV
    • POVの作成

    • POVの変更

    • POVの削除

    • POVのエクスポート

    • POVのインポート

    ドライバ選択
    • ドライバ選択の作成

    • ドライバ選択の変更

    • ドライバ選択の削除

    割当
    • 割当の作成

    • 割当の変更

    • 割当の削除

    割当ルール
    • 割当ルールの作成

    • 割当ルールの変更

    • 割当ルールの削除

    • ルール選択の作成

    • ルール選択の削除

    キューブ(標準Profitabilityのみ)
    • 計算キューブのデプロイ

    • レポート・キューブのデプロイ

    • データの転送

    系統(標準Profitabilityのみ)

    系統の計算

    スクリプト
    • 配賦スクリプトのデプロイ

    • 系統スクリプトのデプロイ

    • POVコピー・スクリプトのデプロイ

    • 配賦スクリプトの実行

    • 系統スクリプトの実行

    • POVコピー・スクリプトの実行

    操作のグループ化
    • 割当のコピー

    • 割当の削除

    • 割当ルールの選択の削除

    • ドライバ選択のコピー

    • ドライバ選択のルールの削除

    • ドライバ選択例外の削除

    インポート操作のグループ化
    • ステージのインポート

    • POVのインポート

    • ドライバのインポート

    • ドライバ選択のインポート

    • 割当のインポート

    エクスポート操作のグループ化
    • ステージのエクスポート

    • POVのエクスポート

    • ドライバのエクスポート

    • ドライバ選択のエクスポート

    • 割当のエクスポート

    ライフサイクル管理(LCM)
    • ファイルからのLCMロード

    • ファイルへのLCM保存

    • LCMエクスポート

    • LCMインポート

  5. 「OK」をクリックします。

    監査構成が保存されたことを確認するメッセージが表示されます。

  6. 「はい」をクリックします。
  7. オプション: Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドに概説されているように、監査レポートを作成して監査結果をレビューします。