標準Profitabilityのセキュリティの役割

表2-1 標準Profitability and Cost Managementのセキュリティの役割

セキュリティ役割 説明
管理者(admin)、役割のタイプ = パワー
  • ユーザー・アカウントとセキュリティ役割の作成および維持の他、Oracle Hyperion Shared Servicesを使用したユーザーのプロビジョニング

  • Oracle Essbaseデータベースの作成

  • アプリケーション・プリファレンスの設定と維持

  • ステージ、ドライバ、POV、ドライバ選択、割当、アプリケーション・プリファレンスなどのモデルにおける要素の作成および維持

  • POVコピー、計算、検証、データ入力および配賦のトレースの実行

  • Essbaseへのデプロイと計算スクリプトの生成

    注意:

    Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementの管理者には、Essbase ASOおよびBSOのデプロイメントを実行するために、Essbaseのアクセス権限も割り当てられている必要があります。

  • データのインポートおよびエクスポート

  • ライフサイクル管理ユーティリティを使用した、開発またはテスト環境から本番環境などの別の環境へのデータのレベル上げ

  • Profitability and Cost Managementのモデル・コンポーネントのバックアップおよび復元

  • ビジネス・オブジェクトに加えられた変更をモニターします。

  • 問合せを作成、編集、コピー、削除および起動します。

  • Profitabilityアプリケーション・コンソールを使用して、新しいProfitability and Cost Managementアプリケーションを作成して管理します。

パワー・ユーザー、役割のタイプ = パワー
  • ステージ、ドライバ、POV、ドライバ選択、割当、アプリケーション・プリファレンスなどのモデルにおける要素の作成および維持。

  • POVコピー、計算、検証、データ入力、トレース割当の実行。

  • データのインポートおよびエクスポート

  • Essbaseへのデプロイと計算スクリプトの生成。

    注意:

    Profitability and Cost Managementのパワー・ユーザーには、Essbaseにデータを入力してEssbase ASOおよびBSOのデプロイメントを実行するために、Essbaseのアクセス権限も割り当てられている必要があります。

  • 問合せを作成、編集、コピー、削除および起動します。

注:

パワー・ユーザーは、タスクの実行に特定のセキュリティ役割を必ずしも必要としません。たとえば、パワー・ユーザーが「計算」画面から計算を実行する場合、このアクションによってタスクフローが内部で作成されて実行されます。パワー・ユーザーは、「タスクフローの管理」タスクから直接このタスクにアクセスする場合以外は、このタスクの実行に「タスクフローの管理」役割を必要としません。

対話型ユーザー、役割のタイプ = 対話型
  • すべてのモデリング画面の表示

  • データ入力画面でのデータの表示および変更

  • 配賦のトレースの表示

  • 問合せを起動します。

ユーザーの表示、役割のタイプ = 対話型 次の関数に対して表示のみのアクセス権を持ちます:
  • 配賦のトレース

  • アプリケーション・プリファレンス

  • モデル・ステージ、ドライバ、およびPOV

タスクフローの管理、役割のタイプ = Shared Services役割 タスクフローの作成と編集に必要。

詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください:

タスクフローの実行、役割のタイプ = Shared Services役割 ユーザーによるタスクフローの実行と表示のみを可能にするために必要。この役割を割り当てられたユーザーは、タスクフローの作成や編集を行うことはできません。

詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドを参照してください: