インポート構成の作成

データをインポートできるのは、いくつかの要素が使用可能である場合のみです。

  • ソース・データベースおよび関連するステージング表とデータ

  • データを受信するターゲット・アプリケーション

  • インポートする表およびデータを定義するインポート構成。インポート構成は複数回使用できます。

インポートを合理化するために、異なる情報セットごとに個別の構成を作成することを検討してください。使用するインポート・グループを小さくすると、インポート時間を短縮できる他、静的情報を繰り返し更新しなくてすみます。たとえば、次のように、インポート構成のモデル要素をグループ化できます:

  • まれに変更: POVおよびステージ

  • 頻繁に変更: ドライバ、ドライバの選択、ドライバ例外、割当、割当ルールの選択、および計算ルール

構成が作成された後、データをアプリケーションにインポートする構成を実行します。

インポート構成を作成するには:

  1. インポートのソースとして使用するデータベースを選択します。

    インポート用としてフォーマットされている既存のデータベースをすることも、新しいブランク・データベースを作成することもできます。

    データベースには命名規則はありません。

    注意:

    データまたはアーティファクトをインポートする前に、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceおよびOracle Essbaseにデータベースのバックアップ・ディレクトリを作成することをお薦めします。支援が必要な場合は、管理者にお問い合せください。

  2. ソース・データベースに対して適切なスクリプトを実行し、ステージング表を自動的に作成します。

    詳細Profitabilityアプリケーションの場合は、create_dp_staging.sqlスクリプトを実行します。詳細Profitabilityのステージング表のインポートに提供されているスキーマを使用して、表が作成されます。

  3. モデル・データをソース・ステージング表にロードします。
  4. ステージング表のエントリに明白な問題がないことを確認し、ソース・データベースからnull行を削除します。
  5. ソース・データベースにアクセスできることを確認します。
  6. EPM Workspaceで、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementモデルにアクセスするためのモデル名を選択します。
  7. 「タスク領域」で、「モデルの管理」「ステージング・テーブルのインポート」の順に選択します。

    「インポート」画面には、既存のインポート構成が表示され、インポート構成の作成、変更および削除に使用されます。
  8. 「インポート」で、「新規インポート構成の追加」ボタン 「追加」ボタンをクリックして新しいインポート構成を作成します。

    「データのインポート」ダイアログ・ボックスのステップ1が表示されます。

  9. 「データ・ソースの詳細」で、ソース・ステージング表が存在するサーバーのアクセス詳細を入力します:
    • 「データベース・タイプ」で、ソース・データベースに使用されるデータベースのタイプを選択します。

    • 「ホスト」の下で、ソース・ステージング表が含まれるソース・データベースの場所へのパスを入力します。

    • 「ポート」の下で、ソース・データベースが関連付けられたポートの名前を入力します。

    • 「データベース名」の下で、ソース・データベースの名前を入力します。

  10. 必要に応じて、「ログイン情報」の下で、ソース・データベースの権限を持つユーザーの「ユーザー名」および「パスワード」を入力します。
  11. 「次」をクリックします。

    「データのインポート」ダイアログ・ボックスのステップ2が表示されます。

  12. 「構成」の下で、「ターゲット・アプリケーション」を選択します。

    ターゲット・アプリケーションは、データのインポート先のProfitability and Cost Managementアプリケーションです。

  13. 「ステージング表の詳細」の下で、インポートする1つまたは複数のステージング表を選択します。

    既存のステージング表の名前が「表名」の下にリストされ、各ステージング表のデータのタイプが「表タイプ」の下に表示されます。

  14. 「次」をクリックします。

    「データのインポート」ダイアログ・ボックスのステップ3が表示されます。

  15. 「構成の要約」の下で、このインポート構成を保管する「構成名」を入力します。

    この構成に関連付けられたデータベース名が構成名の下に表示されます。構成名は80文字以上にすることはできません。

  16. 「完了」をクリックします。

    インポート構成が「構成リストのインポート」に追加されます。これを再使用することにより、同じデータ・セットを何回もインポートできます。

  17. オプション: 「構成リストのインポート」からインポート構成を選択し、「インポート構成の実行」ボタン 「実行」ボタンをクリックして、構成をインポートします。インポート構成の実行を参照してください。