モデルのビジネス・ディメンションには、ビジネスまたは組織の要件に特に関連する情報を格納するメンバーが含まれます
たとえば、製品タイプ、販売地域、製造プロセス、一般会計、給与計算、部署などがあります。
少なくとも1つのビジネス・ディメンションをアプリケーションのユーザーが定義する必要があります。ビジネス・ディメンションは、ビジネス固有の部署、総勘定元帳の勘定科目、アクティビティ、場所、顧客および製品などのモデル内のビジネス要素を説明するために作成されます。
注:
管理元帳のビジネス・ディメンションでは、レベル0でない基本メンバーを参照する共有メンバーは作成しないでください。これを行うと、POVのコピー操作と計算操作は失敗します。なぜならば、そのような参照との共有により、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementがレベル0でないメンバーに書き込まなければならない状況が発生し、これはEssbase ASOキューブではサポートされていないためです。
Oracle Essbaseアウトラインがデプロイされると、Profitability and Cost Managementアプリケーションでビジネス・ディメンションがタイプのない基本ディメンションまたは汎用ディメンションとして作成されます。この機能を使用すると、Profitability and Cost Managementで、Oracle Hyperion Planningなどの他のアプリケーションで定義されているディメンション・メンバーおよび階層を再使用できます。
追加情報が必要な場合、Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドにビジネス・ディメンション・メタデータの説明が記載されています。