管理元帳のPOV状態の変更

モデルが作成されると、そのステータス(「状態」)は「ドラフト」に設定されます。これは、モデルを表示および編集できることを示します。モデルが最終状態になったら、POV状態を変更してモデルを変更できないようにします。ステータスはOracle Essbaseのディメンションではありません。

POV状態は、「ドラフト」、「公開済」または「アーカイブ済」のいずれかに設定できます。

POVのステータスのみが変更できます。他のパラメータを変更する場合は、新しいPOVを作成する必要があります。

POVの状態を変更するには:

  1. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「モデルの管理」「POVマネージャ」の順に選択します(図9-3)。
  2. 変更するPOVを選択します。
  3. 「アクション」「視点の状態の変更」「POVの状態の変更」アイコンの順に選択します。
  4. 「状態」の下で新しいステータスを選択します:
    • ドラフト - モデルを構築または編集し、動的レポートを生成します。

    • 公開済 - モデルを表示し、動的レポートを生成します

    • アーカイブ済 - モデルを表示し、動的レポートを生成します。

    いつでも状態を「ドラフト」に変更してモデルを編集できます。

    注:

    POVを変更した場合は、状態のみが変更されます。ステータスが「公開済」または「アーカイブ済」に設定されている場合は、モデルを計算できなくなります。

  5. 「OK」をクリックします。