モデルに含まれる費用と収益は特定のアクティビティまたは勘定科目に割り当てる必要があります; ただし、一部の費用または収益をモデルの任意のステージで未割当として残すことができます。
これらの値は未割当の費用または収益として報告されます。
未割当値には次の2つのタイプがあります:
ノードに配賦されているが、フロー内で続いて次に提供されない費用または収益。例1 - フロー停止を参照してください。
残余価額を含むノードから配賦された費用または収益。例2 - 残余価額を参照してください。
モデルの作成方法によっては、これらの未割当値を想定および許容することもできますが、そうしない場合は、配賦のエラーが発生し、修正する必要が生じます。
ヒント:
特定の費用または収益がモデル・フローの最後に到達する前に論理上停止する場合は、ディメンション階層の特定領域を、未割当値を許容するように作成することをお薦めします。このモデリング手法を使用することにより、モデルの検証時に、想定内の未割当値と、修正が必要な配賦エラーを区別できるようになります。
検証中、未割当の費用および収益にはフラグが設定されます。特定のステージおよび交差における未割当値の集約は、メジャー・ディメンションのUnassignedCost
メンバーあるいはUnassignedRevenue
メンバーとして報告されます。未割当値を確認して、配賦する必要があるかどうかを判断してください。