サポート詳細は、メンバー・アウトラインに含まれていないデータの基本を理解するうえで役立ちます。たとえば、アウトラインの階層の最下位のメンバーが「ペン」である場合、サポート詳細で「ボールペン」、「万年筆」、「マーカー」などのライン・アイテムを追加できます。ライン・アイテムを追加後、それらの値をペン・メンバーに値を集約できます。
出張費、プロジェクトなどの企業費用をプランニングする際に値を集約する必要がある場合は、サポート詳細を使用してボトムアップの値を構築および伝達できます。サポート詳細には、テキスト、値およびデータ集約を定義する演算子を含められます。
サポート詳細について:
サポート詳細は、アウトライン内のメンバーを変更しません。
サポート詳細を作成、変更または削除するには、セルへの書込みアクセス権が必要になります。サポート詳細を表示するには読取りアクセス権が必要になります。
データ保護のため、サポート詳細が含まれている集約値に対してデータを入力、調整、分散、保存することはできません。集約値は読取り専用です。
サポート詳細は、ターゲット・バージョンとボトムアップ・バージョンに追加できます。
四半期などのサマリー期間には、サポート詳細を追加できません。基本期間(レベル0メンバー)にのみ追加できます。
設定済の数値および精度フォーマットは、「サポート詳細」ウィンドウには反映されません。
演算子のシーケンスは、複雑な計算で複数の演算子を処理するのに使用されるものと同じ論理に従います。
サポート詳細を印刷できます。
「バージョンのコピー」を使用する場合、あるバージョンから別のバージョンにサポート詳細をコピーできます。
管理者はサポート詳細を含むデータをあるディメンショナル交差から別のディメンショナル交差へコピーできます。たとえば、管理者は「予算、FY19、最終」を「予測、FY20、初期素案」にコピーできます。データをある事業単位から他の事業単位へまたはFY19からFY20へコピーして、予算を準備することもできます。
サポート詳細の追加を参照してください。