アクセス権は親オブジェクトから継承され、テンプレート、スケジュール、タスク、アラートなどのオブジェクトに適用されます。
アクセス権の詳細については、次を参照してください。
管理者
すべての機能に対する無制限のアクセス
管理者は複数設定でき、各管理者は、他の管理者によって作成されたオブジェクトを含むすべてのオブジェクトに対する書込みアクセス権を持ちます。
所有者、担当者、承認者または参照者のタスクの役割でユーザーをタスクに割り当てることにより、タスクに対するユーザー・アクセスを設定します。
所有者
すべてのタスクに割り当てられ、Closeユーザー、Closeパワー・ユーザーまたはClose管理者である必要があります
タスクがスケジュールに適用されたときのタスクに対する書込みアクセス権
保留中タスクの場合、指示または質問の追加または削除や、承認者の追加または削除など、各タスク・プロパティを編集できます。
オープン・タスクの場合、プロパティを変更できません。
タスクが完了したことを確認しますが、タスクに対するアクションは実行できません。
タスク・ステータスが変化した場合に通知を受信して、いつでもタスク・ワークフローに介入できます。
担当者や承認者を再割り当てします
担当者として振る舞う、承認者のタスクを承認する、またはタスクを強制的にクローズします
担当者
タスクの処理を担当します
すべてのタスク情報に対する読取りアクセス権を持ちます
コメントの追加、質問に対する回答、承認を得るためのタスク送信、アラートの作成、または他のユーザーへのタスクの再割当てを行います。
先行タスクに関する一部の情報(所有者、担当者、ステータス、名前、説明など)に対する読取りアクセス権を持ちます
個人にのみアクセスします
タスクごとの担当者は1人のみです
オプション。担当者が割り当てられていない場合、タスクの責任はタスクの所有者に割り当てられます
承認者
タスクが担当者によって正しく実行されたことを確認し、そのタスクを承認します。
各タスクは、最大10レベルの承認に割り当てられます。
個人にのみ割当てられます
すべてのタスク情報に対する読取りアクセス権を持ちます
コメントの追加、タスクの承認または却下、アラートの作成、または他のユーザーへの承認の再割当てができます
先行タスクに関する一部の情報(所有者、担当者、ステータス、名前、説明など)に対する読取りアクセス権を持ちます。
参照者
Closeユーザー、Closeパワー・ユーザーまたはClose管理者のいずれかです。
複数のユーザーを参照者としてタスクに割り当てることができます。
すべてのタスク情報への読取りアクセス権、親タスクの場合は、子のタスク情報への読取りアクセス権が付与されます
参照者役割をグループに割り当てられます
タスク・アクションを実行することはできず、タスク・ワークフローの一部ではありません。
タスク担当者および承認者は、「タスクの詳細」では参照者の役目を果します。開いているスケジュール内の自身のタスクを表示できます。
例:
ユーザーがスケジュールに対する書込みアクセス権を持つ場合、そのユーザーはスケジュール内のすべてのタスクに対する変更アクセス権も持ちます。
ユーザーがテンプレートに対する読取りアクセス権を持つ場合、ユーザーはそのテンプレートのすべてのタスクに対する読取りアクセス権も持ちます。
ユーザーがオブジェクトに対して持つアクティビティ権限のタイプによって、そのオブジェクトに対するアクセス権が設定されます。
オブジェクトに対する書込みアクセス権を持ちます。
オブジェクト属性のサブセットに対する書込みアクセス権と、それ以外に対する読取りアクセス権を持ちます。
オブジェクト(アラートなど)のステータス(承認/却下)属性に対する書込みアクセス権と、それ以外に対する読取りアクセス権を持ちます。たとえば、承認者はコメントの追加とアラートの作成を実行できます。
オブジェクトに対する読取りアクセス権を持ちます。