グループとチームのワークフロー

Shared Servicesセキュリティ・グループとチームに対して、タスクの所有者、担当者、承認者および参照者の役割を割り当てることができます。チームは、Tax Operationsで定義されたメンバーのリストです。グループまたはチームをタスクの役割に割り当てると、グループまたはチームのユーザーはいずれもそのタスクの役割を実行できるようになります。

タスクの請求

チームまたはグループに担当者の役割が割り当てられている場合、メンバーがタスクを請求すれば、グループまたはチームのメンバーはいずれもタスクを操作および送信できます。請求前に、メンバーは暗黙的な参照者アクセス権を持っている必要があります。

グループまたはチームに承認者の役割が割り当てられている場合、チームのメンバーはいずれも、タスクを最初に請求しなくてもタスクを承認できます。ただし、チームのメンバーはいずれもタスクを請求できるため、そのタスクが解放されるまで他のチーム・メンバーによる承認は妨げられます。

タスクが請求された後も、チームまたはグループの他のメンバーはそのタスクを請求する権限があります。これを行うと、最初のユーザーの請求が終了するため、そのユーザーが役割機能を実行する権限は取り消され、最新の請求を行う権限がメンバーに付与されます。このようにタスクの請求を他のチーム・メンバーまたはグループ・メンバーとは別々に行えることは、請求が行われたが、その請求を行ったユーザーが(たとえば、不測の欠席のために)役割機能を完了できない場合に対応するために必要です。

次の実行者のアクションが必要

担当者または承認者の役割を割り当てる際、「次の実行者のアクションが必要」オプションを使用してタスクのサインオフ要件を指定できます。タスクが送信または承認される前にチーム・メンバー全員がタスクをサインオフするように要求できます。あるいは、どのチーム・メンバーもタスクを送信または承認できるように許可できます。

プライマリ・ユーザー(チームのみ)

オプションで、チームのプライマリ・ユーザーとして1人のチーム・メンバーを割り当てることができます。プライマリ・ユーザーを割り当てる場合、そのユーザーには、チームが担当者または承認者として割り当てられているタスクに対する請求が、デフォルトで付与されます。