ネットワーク・スループットのテスト
このトピックは、Oracle Cloud at Customerには適用されません。
ネットワーク・テストでは、いくつかの事前定義されたファイル・サイズで複数回、Oracle Cloudデータ・センターへのpingを実行し、スループット、待ち時間および応答時間を表示します。 スループットは1秒当たりのメガビット数(Mbps)で表され、待機時間およびレスポンス時間はミリ秒(ms)で表されます。 Oracle Cloud使用時のネットワーク・パフォーマンスの低下についてOracleサポートに連絡する場合、サポート担当者からこのデータを求められる場合があります。
「Results」セクションには、次が表示されます。
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Target: Oracle Cloudデータ・センター名。
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Latency: テスト・ページを実行しているブラウザとサービスをホストしているOracle Cloudデータ・センターからのHTTPリクエストの完全なラウンド・トリップにかかった平均時間(ms単位)。
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Sustained Throughput: スループットは、ファイル全体を転送する際に達成されるデータの平均転送速度です。 Sustained Throughput (Mbps単位)は、いずれかのテスト・ファイルに関する最高の測定値を報告します。 これは、いずれかの大きなファイル(通常)の1つの転送試みのスループットです。
テスト中またはテスト後に、「Details」下向き矢印アイコンをクリックして展開し、結果の詳細を表示できます。
「Details」セクションには、次が表示されます。
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Size: テストに使用されるデータ・ファイルのサイズ(バイト単位)。 0は空のファイルを意味します。 これは、0バイトを含むファイルを正常に取得するリクエストです。 空のファイルを使用したテストは、待機時間を計算するために使用されます。
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Average Time: 特定のテスト・ファイル・サイズに対する全5回の反復での平均時間(ms単位)。
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Average Throughput: 特定のテスト・ファイル・サイズに対する5回の反復から計算された平均スループット・レート(Mbps単位)。
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Instant Throughput: 転送中に達成された転送速度のランニング・カウント。 これは、転送中の短い時間間隔(200ms)当たりのビット数としてMbps単位で計算されます。
「Instant Throughput」は、転送時間が短すぎて信頼性の高い中間の推定値を提供できない場合は空白になることがあります。 通常、500ms以下の転送では情報が表示されません。
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Elapsed Time: 特定のテスト・ファイル・サイズに対するテストの各反復の所要時間(ms単位)。