統合について
統合により、アプリケーションにデータを送信し、アプリケーションからデータをシームレスに、かつ人間の介入なしで取得することで、ビジネスの効率と有効性が向上します。 ビジネス・プロセスが予期したとおりに流れ続けるように、すべての手動介入を検討します。 統合により、その手動作業が削除され、業務が簡素化および合理化されます。
統合の仕組み
統合により、あるアプリケーションから別のアプリケーションにデータが移動されます。 統合によってあるアプリケーションからデータを取得し、そのデータを別のアプリケーションにプッシュするには、2つのアプリケーションのREST APIが相互に通信する必要があります。 統合により、この通信が可能になります。
データの移動(1ステップずつ)
統合を理解するには、完成していない製品が特定の順序でステーションからステーションに移動するアセンブリ・ラインを考えます。 各ステーションには、製品を作成する特別なツールがあります。
もちろん、統合は組立ラインとは異なります。 アセンブリ・ラインが製品を作成している間、統合によってアプリケーション間でデータが移動されます。 ただし、アセンブリ・ラインと統合の両方は、特定の順序で一連のステップに従います。 統合は、データを移動できるように、次のステップに従います。 統合を作成するときに、ステップとその順序を指定します。
関連コンポーネント
すべての統合で、接続を使用してアプリケーションと通信する方法を指定します。 さらに、1つ以上のマッピングを作成して、アプリケーション間でのデータの移動方法を指定します。 統合で、あるアプリケーションで使用されている国コードが数字で、国コードが別のアプリケーションで使用されているなど、異なるアプリケーションで使用される異なる用語を同じアイテムに関連付ける必要がある場合は、参照を使用して値を関連付けることができます。
「接続について」、「マッピングについて」、および「ルックアップについて」を参照してください。
レシピとアクセラレータで時間を節約
Oracleは、レシピやアクセラレータなど、統合のための時間を節約できる機能をいくつか提供しています。 レシピとアクセラレータは、特定のビジネス・ニーズに合わせてカスタム・ビルドされ、マッピングやルックアップなど、統合を構築するために必要なものがすべて含まれています。 統合の設計を開始する前に、レシピおよびアクセラレータのライブラリを確認し、統合作業をすぐに開始できるかどうかを確認してください。 Oracle Help Centerの「レシピとアクセラレータ」を参照してください。