子ビジネス・オブジェクトからの計算フィールドへの集計関数の適用
子ビジネス・オブジェクトの計算フィールドに基づいて親ビジネス・オブジェクトのフィールドを集計する場合、フィールドのプロパティ・ペインに「関連ビジネス・オブジェクト・データからの集計」オプション、またはフィールド・タブの「集計フィールドの作成」オプションを含む「集計するフィールド」フィールドとして計算されたフィールドは表示されません。 宣言フィールド集計での計算フィールドの使用はサポートされていませんが、ビジネス・オブジェクトに計算値を格納することでこれを回避できます。
Cart Item
を子ビジネス・オブジェクトとするShopping Cart
ビジネス・オブジェクトがある、ショッピング・カートのサンプル・シナリオを考えてみます。 Cart Item
にフィールドcartItemAmt
(Qty
* Unit Price
として計算)がある場合、cartItemAmt
をShopping Cart
ビジネス・オブジェクトのTotalAmount
として集計しようとしています。
この要件に推奨されるアプローチは、計算された値をビジネス・オブジェクトに格納することです。 これを行うには、トランザクションを捕捉するトリガーをディテール・アイテムに追加し、親フィールドの計算フィールドを更新します(「フィールド・トリガー」を参照)。
このアプローチには速度の利点があります。実行時に計算が実行されないため、ページのロードが速くなります。