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計算フィールドの作成

たとえば、静的文字列や、他の参照フィールドやオブジェクトの値から計算される式など、レイアウトに単一フィールドを使用する場合は、計算フィールドを使用できます。

データ・ソースに、ユーザーの名と姓に対して個別のフィールドがあるとします。 これらのフィールドを組み合せたカスタム・フィールドをfullNameという単一のフィールドに作成し、そのフィールドをレイアウトで使用することもできます。 この新規フィールドの値は、[[ 'Name: ' + $fields.firstName.value() + $fields.lastName.value() ]]のような式を使用して計算されます。 計算フィールドでは、式で定義された参照フィールドは読取り専用であるため、レイアウトでは編集できません。

計算フィールドを作成するには:

  1. 操作する動的表またはフォームを「レイアウト」タブで開きます。
  2. 「フィールド」タブ、「+カスタム・フィールド」の順にクリックします。
  3. フィールドのラベル(フィールド表示名)を入力します。 ラベルを入力すると、提示されたIDが生成されます。 IDは後で変更できません。
  4. フィールド・タイプを選択します。 計算フィールドのタイプを選択する場合は、式に含める参照フィールドのタイプを考慮する必要があります。
  5. 式を作成して既存のフィールドを使用する場合は、参照フィールドの横にある「追加」をクリックし、リスト内のフィールドを選択します。 「フィールドの追加」をクリックして追加します。
  6. 値プロパティで式を定義します。 式には、変数、静的文字列および参照フィールドを含めることができます。

    単一の変数を使用する場合は、選択変数 「変数ピッカーを開く」をクリックします。
    custom_field_variablepicker.pngの説明は以下のとおりです
    図custom_field_variablepicker.pngの説明

    式を使用する場合は、「Expression Editor」アイコンをクリックして式エディタを開きます。 式エディタでは、変数ペインでフィールド変数を選択して式に追加できます。 エディタに入力して、式にテキスト文字列を追加することもできます。 「保存」をクリックします。

    たとえば、firstNameフィールドとlastNameフィールドを組み合せた式を次に示します:
    custom_field_fx.pngの説明は以下のとおりです
    図custom_field_fx.pngの説明

    エディタで作成する式は、値フィールドに追加されます。たとえば:
    [[ $fields.firstName.value() + ' ' + $fields.lastName.value() ]]
    $fieldmetadata変数を使用して、フィールド・レベルのメタデータにアクセスすることもできます。 たとえば、関数を起動してそのメタデータに基づいてフィールドのデフォルト値を計算するには、式は次のようになります:
    [[$functions.getDefaultValue($fieldMetadata, $componentContext)]]

    $fieldMetadataはフィールドのメタデータを表します。

    参照されるフィールドが使用できない、またはフィールド値がnullである可能性がある状況を処理する効率的な式を記述するには、「参照されるフィールドが使用できない、またはその値がnullである可能性がある場合に式を記述する方法」を参照してください

  7. オプションで、コンバータおよびバリデータの横にある「追加」をクリックして、適切な組込みコンバータまたはバリデータが追加されるか、カスタム変換機能を作成できます。 参照フィールドを使用している場合は、日付が必要な方法で書式設定されるように、またはフィールドの文字列が長すぎないように、コンバータまたはバリデータが追加される可能性があります。

カスタム・フィールド(プロパティ・ペインなど)は、フィールド名の左側にあるグレーのバーで示されます。 このスクリーンショットでは、fullNameの横のグレーのバーが表示されています:
custom_field.pngの説明は以下のとおりです
図custom_field.pngの説明