odcpリファレンス
odcpコマンドライン・ユーティリティには、以下に説明するパラメータとオプションを持つ単一のコマンドodcp
があります。
構文
odcp [options] source1 [source2 ...] destination
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
source1 [source2 ...]
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ソースは、次のどれでもかまいません。
複数のソースを指定する場合、順々にリストします。
複数のソース・ファイルが同じ名前である場合は、なにもコピーされず、 正規表現は、次のパラメータによってサポートされます。
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destination |
宛先は、次のどれでもかまいません。
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書式は次のとおりです。
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HDFSの場合:
hdfs:///path/[file]
例:
hdfs:///user/company/data.raw
or
hdfs://[host:port]/path/[file]
例:
hdfs://192.0.2.0:22/user/company/data.raw
-
Oracle Storage Cloud Serviceの場合:
swift://container.provider/[file]
where
-
container
は、Oracle Storage Cloud Serviceインスタンス内のコンテナ名です。 -
provider
は、インスタンスにアクセスするための資格証明の別名となるプロバイダ名です。 「クラスタへのストレージ資格証明の登録」を参照してください。
例:
swift://feeds.BDCS/stream-061016-1827-534
-
他のストレージ・タイプを示す例については、「odcpでサポートされているストレージのソースとターゲット」を参照してください。
オプション
オプション | 説明 |
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出力先ファイルのパーツ・サイズ(バイト単位)。
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ファイル・チャンクを連結します(デフォルト)。 |
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エグゼキュータ・コアの数を指定します。 デフォルト値は |
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エグゼキュータ・メモリー制限(GB)を指定します。 デフォルト値は |
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追加の構成オプションを指定します。 例: --extra-conf spark.kryoserializer.buffer.max=128m |
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ソース・ファイル名を正規表現と照合して、 |
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このコマンドのヘルプを表示します。 |
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Kerberosプリンシパルのkeytabファイルへのフルパス。 (Kerberos対応のSpark環境でのみ使用してください)。 |
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Kerberosプリンシパル。 (Kerberos対応のSpark環境でのみ使用してください)。 |
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既存のファイルを上書きしないでください。 |
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再帰的にファイルをコピーしないでください。 |
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エグゼキュータの数を指定します。 デフォルト値は、 |
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データ転送の進行状況を表示します。 |
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直前の転送に失敗したか、中断した場合は再試行してください。 |
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出力先ファイルのパーツ・サイズ(バイト単位)。
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Apache Sparkインストールを含むディレクトリへのパス。 何も指定されていない場合、 |
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ソース名を正規表現と照合してソースをフィルタリングします。
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--sync |
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デバッギング用に冗長モードを有効にします。 |