データ・セットには、空のレコードやNull値が含まれる場合があります。 変換に検証を含めることでデータ・セットにそのようなNull値が含まれているかどうかを確認し、指定した割合のしきい値を超えるNull値が特定の列にある場合にエラー・アラートの表示を促すことができます。
Nullデータを確認する手順:
- メイン・オーサリング・ページで、Null値があるかどうかを確認する変換列を特定します。
- 「Column」セルで、「More Actions」
アイコンをクリックします。ドロップダウン・リストが表示されます。
- 「Null Check」を選択します。
「Null Data Check」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「Max Null Percent」フィールドで、選択した列内のNull値の最大割合値を入力します。 この列のNull値の割合がこの値よりも大きい場合、ジョブ・ログにエラー・アラートが表示されます。
Nullチェックのしきい値を超えていることにより変換でエラー・アラートが生成された場合でも、システムでは、それは警告としてしか扱われません。 データ・ファイルの処理は失敗しません。
- 「Apply」をクリックします。
注意:
データ列に対して設定しているすべてのNullデータしきい値レベルについて、「Transform Script」ペインの新しいアクションが追加されます。 この図では、gender、first_name、name_titleという3つのデータ列にしきい値の割合が設定されています。

図nullcheck-transformscript.pngの説明
- インタラクティブに、またはポリシーを実行して、変換を公開します。 詳細は、「変換の公開」または「ポリシーおよびスケジュールの理解」を参照してください。
- 公開ジョブからデータ検証エラーを表示するには、次のようにします。
- 変換をインタラクティブに公開した場合、「Publish」ページでジョブ・ログを確認します。 詳細は、「公開ログの理解」を参照してください。
- ポリシーで変換を公開した場合は、公開ジョブの「Job Details」ページを参照してください。 詳細は、「特定のジョブの詳細の表示」を参照してください。