Oracle Database 11gからCloudのOracle Database 11gへの移行
様々な方法で、オンプレミスのOracle Database 11gデータベースをOracle Database CloudのOracle Database 11gデータベースに移行できます。
一部の移行方法の適用は、オンプレミス・データベースのデータベース文字セットおよびプラットフォームのエンディアン形式によって決まります。
まだ実行していない場合は、オンプレミス・データベースのデータベース文字セットを確認し、オンプレミス・データベースが存在するプラットフォームのエンディアン形式を特定します。 その情報を使用すると、適切な方法が簡単に選択できます。
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従来のデータ・ポンプ・エクスポート/インポート
この方法は、エンディアン形式およびオンプレミス・データベースのデータベース文字セットに関係なく使用できます。
この方法に必要なステップは、「従来のデータ・ポンプ・エクスポート/インポート」を参照してください。
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データ・ポンプ・トランスポータブル表領域
この方法は、オンプレミス・プラットフォームがリトル・エンディアンで、オンプレミス・データベースとOracle Database Classic Cloud Serviceデータベースのデータベース文字セットに互換性がある場合にのみ使用できます。
この方法に必要なステップは、「データ・ポンプ・トランスポータブル表領域」を参照してください。
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RMANトランスポータブル表領域とデータ・ポンプ
この方法は、オンプレミス・プラットフォームがリトル・エンディアンで、オンプレミス・データベースとOracle Database Classic Cloud Serviceデータベースのデータベース文字セットに互換性がある場合にのみ使用できます。
この方法に必要なステップは、「RMANトランスポータブル表領域とデータ・ポンプ」を参照してください。
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RMAN
CONVERT
トランスポータブル表領域とデータ・ポンプこの方法は、オンプレミス・データベースとOracle Database Classic Cloud Serviceデータベースのデータベース文字セットに互換性がある場合にのみ使用できます。
この方法はデータ・ポンプ・トランスポータブル表領域方法と似ていますが、さらにRMAN
CONVERT
コマンドによってエンディアンネスが異なるプラットフォーム間でのトランスポートが可能になります。V$TRANSPORTABLE_PLATFORM
を問い合せて、オンプレミス・データベース・プラットフォームでクロスプラットフォームの表領域トランスポートがサポートされているかどうかを判別し、プラットフォームのエンディアン形式を確認します。 Oracle Database Cloudプラットフォームはリトル・エンディアン形式です。この方法に必要なステップは、「RMAN CONVERTトランスポータブル表領域とデータ・ポンプ」を参照してください。