「Boxアダプタ」の機能
「Boxアダプタ」は、Oracle Integrationに含まれている多数の事前定義済アダプタのいずれかです。 「Boxアダプタ」を接続として構成し、Boxとの統合を作成できます。
Boxでは、コンテンツ管理とファイル共有をクラウド・サービスとして提供します。 Boxには、内部および外部のコラボレーションおよびプロセスのすべてのコンテンツを管理、保護、共有および管理する場所があります。
「Boxアダプタ」は、Oracle Integrationプラットフォーム上のBoxとのアウトバウンドおよびインバウンド統合の両方を提供します。 Boxアプリケーションを起動するアウトバウンド統合を作成すると、コンテンツを管理したり、ファイルやフォルダのパースペクティブからメタデータを操作したりできます。 特定のファイルまたはフォルダ・イベントが発生したときにBoxから通知をトリガーするインバウンド統合を作成することもできます。
「Boxアダプタ」には、次の利点があります:
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ファイルに関する情報の取得、ファイルのダウンロード、アップロード、削除またはコピー、ファイルへのウォーターマークの適用などのファイル操作を実行できます。
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フォルダに関する情報の取得、フォルダの作成、更新または削除、フォルダへのウォーターマークの適用など、フォルダ操作を実行できます。
- ファイルおよびフォルダにメタデータ・エンタープライズ・テンプレートを付加できます。 これらのテンプレートは、基本的には一連のユーザー定義プロパティで構成されるカスタム・ビジネス・オブジェクトです。 エンタープライズ・テンプレート・インスタンスを作成し、ファイルおよびフォルダに添付できます。 また、複数のタイプのエンタープライズ・テンプレート・インスタンスをファイルまたはフォルダに添付できます。
- webフックを使用して、フォルダの作成時やファイルの変更時などのBoxでイベントをリアルタイムで検出できます。