Oracle IntegrationからOracle E-Business Suiteコンカレント・プログラムを起動
前述のとおり、PL/SQL RESTサービスを使用することに加えて、コンカレント・プログラムRESTサービスを使用してOracle E-Business Suiteデータにアクセスし、更新することもできます。
並行プログラムは、バックグラウンドで実行されている複数のプログラムを実行する並行プロセスとして実行されます。 Oracle E-Business Suiteアプリケーションのコンカレント・プログラムによって提供される機能を活用するには、「Oracle E-Business Suiteアダプタ」を構成して、目的のコンカレント・プログラムRESTサービスをOracle Integrationからのアウトバウンド統合として起動します。
ノート:
PL/SQL APIと同様に、Oracle Integrationの統合でカスタム・コンカレント・プログラムを定義および使用できます。Oracle E-Business Suiteアダプタ・エンドポイントの構成ウィザードの「Webサービス」ページで、Oracle E-Business Suiteアダプタをinvoke (ターゲット)接続として追加すると、Marketing Suiteなどの目的の製品ファミリに移動し、統合のClaim Settlement Fetcher Programという名前のコンカレント・プログラムを見つけるために、製品名としてTrade Managementを選択できます。

「図webservice_cp.gifの説明」
選択した"Claim Settlement Fetcher Program"インタフェースに含まれる1つ以上のメソッドがRESTサービス操作としてデプロイされた後に、「次」をクリックすると、操作ページが表示されます。
Oracle E-Business Suiteアダプタ・エンドポイントの構成ウィザードの操作ページで、統合のメソッド名としてプロセスなどの必要なサービス操作を選択できます。

「図operations_cp.gifの説明」
統合でのコンカレント・プログラムRESTサービスの使用方法の詳細は、次を参照してください:
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「Oracle E-Business Suiteアダプタ」をコンカレント・プログラムRESTサービスで構成する方法の詳細は、「Oracle E-Business Suiteアダプタを起動(ターゲット)接続として追加」を参照してください。
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Oracle Integrationの起動(ターゲット)接続として「Oracle E-Business Suiteアダプタ」との統合を作成中に発生するエラー・メッセージの詳細は、「統合での起動(ターゲット)として使用する際のOracle E-Business Suiteアダプタのトラブルシューティング」を参照してください。