4 クライアント管理
Oracle Mobile Cloud Service (MCS)でのアプリケーション・ライフサイクルの通知および管理の処理を簡素化するには、MCSにモバイル・アプリをクライアントとして登録し、それをモバイル・バックエンドおよび通知プロファイルに関連付けます。 アプリをデプロイするときに、登録しておいたクライアントをデプロイし、関連するモバイル・バックエンドと依存関係もデプロイできます。
クライアントを登録すると、次のことが実現されます。
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アプリ・ストアに必要なIDを格納できます。
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アプリがMCSを介して通知を受信できるようになります。
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アプリとその関連するモバイル・バックエンド、および関連するアーティファクトのライフサイクル管理が簡単になります。
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分析APIを介してそのアプリに固有のデータを収集できます。
MCSでのクライアントの仕組み
次に、MCSでのクライアント登録の背後にある原理を示します。
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MCSのクライアントは、単一のアプリ・バイナリの単一のバージョンを表します。
たとえば、アプリにiOSバージョンとAndroidバージョンの両方がある場合、バージョンごとにクライアントを登録します。 同じく、アプリのアップグレード・バージョンを提供する場合は、新規クライアントを作成してそのメタデータを保持します。
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クライアントを登録するときには、プラットフォーム・ベンダーのアプリ・ストアで必要になるアプリケーションID、アプリ・バージョン番号、通知の資格証明が含まれているプロファイルなど、メタデータを指定します。
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クライアントを登録すると、アプリケーション・キーが生成されます。 以後、このキーをアプリで使用して、クライアントのメタデータにアクセスできます。 SDKごとに、このアプリケーション・キーを挿入できる構成ファイルがあります。
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クライアントは、モバイル・バックエンドの1つのバージョンにのみ関連付けることができます。
つまり、モバイル・バックエンドの新規バージョンを作成するときに、そのモバイル・バックエンドはモバイル・バックエンドの以前のバージョンに関連付けていたクライアントを継承しません。 そのため、モバイル・バックエンドの新規バージョンを使用するモバイル・アプリの新規バージョンを作成するときは、対応するクライアントをMCSに作成する必要があります。
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クライアントは、他のアーティファクトと同じように公開およびデプロイできます。 クライアントをデプロイすると、そのモバイル・バックエンドとその他の依存関係も一緒にデプロイされます。
クライアントの公開、デプロイおよびバージョン管理の概要については、「クライアントのライフサイクル」を参照してください。
プロファイルの作成
クライアントに必要な通知の資格証明を保持するには、プロファイルを作成します。
プロファイルを作成する手順:
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プロファイルを作成する環境内にいることを確認します。
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をクリックしてサイド・メニューを開き、「Applications」→「Client Management」を選択します。
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「Profiles」をクリックします。
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「New Profile」ダイアログで、次のようにします。
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「Name」に値を入力します。 これは、プロファイルを最も容易に識別するために役立つ任意の名前にすることができます。
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「Notification Service」を選択します。
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ダイアログの他の部分に、通知サービスが必要とする情報を入力します。 追加の設定ステップを含め、通知プロバイダから資格証明を取得する方法の詳細については、「通知のためのモバイル・アプリケーションの設定」を参照してください。
Apple Push Notification Services (APNS)の場合、Apple Developerポータルから取得した証明書を登録する必要があります。
Firebase Cloud Messaging (FCM)およびGoogle Cloud Messaging (GCM)の場合は、Androidアプリケーションのデベロッパ・コンソールから取得したサーバーの資格証明を登録する必要があります。 (ただし、パッケージ名の指定はオプションです。アプリに応じて、資格証明が対象範囲になる場合もあればならない場合もあるからです。)
Windows通知サービス(WNS)の場合、アプリをWindowsストア・ダッシュボードに登録し、Windows通知サービスでの認証に必要な資格証明を取得します。
Syniverse(SMS)の場合は、以下の必須フィールドに記入してください:-
「チャネルID」または送信者アドレス。 Channelは、テキストベースのメッセージの送信に使用されるSMSのショート・コードのセットなど、送信者アドレスのコレクションです。 送信者アドレスは、アプリケーションがSMSメッセージを送信できるものであれば、ロング・コードやショート・コード、あるいは英数字IDとすることができます。 自分自身の送信者アドレスを使用するか、Syniverseの所有する送信者アドレスを購入することもできます。 Channel経由でメッセージを送信するときは、Syniverse Messaging APIサービスが、各メッセージと受信者に最も適切な送信者アドレスを選択します。 米国またはカナダでSMSをテストするためのSyniverseでプロビジョニングされたテスト・チャネルIDを取得するには、Syniverseダッシュボード>サービス提供>メッセージング・アカウント>パブリック・チャネル(USアプリはUS MTテスト・チャネルを使用する必要があります)。 米国またはカナダでテストするには、「通知のためのモバイル・アプリケーションの設定」で説明されているテスト電話番号のホワイトリストを作成する必要もあります。
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Syniverseから取得した認証キー: コンシューマ・キー、コンシューマ・シークレット、およびアクセス・トークン。
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デフォルトでは、同意管理はSyniverseによって処理されますが、アプリに同意管理を処理させたい場合や、MCS UIを介してデバイスを登録する場合は、「同意管理が有効になっている」の選択を解除します。
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「Create」をクリックします。
プロファイルを作成すると、それをクライアントに追加できます。そのためには、クライアントを開き、その「Profiles」タブを選択し、「Select Profile」をクリックします。
プロファイルをクライアントに追加できるのは、クライアントのプラットフォームがプロファイルの通知サービスに対して有効になっていて、クライアントのアプリケーションIDがプロファイルのアプリケーションIDに一致している場合です。 FCMまたはGCMプロファイルがパッケージ名を指定していない場合、プロファイルは不特定のAndroidクライアントに使用されることがあります。
MCSにアプリをクライアントとして登録する方法
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バンドルID (iOSの場合)、パッケージ名(Androidの場合)またはアプリケーションID (Windowsの場合)をコピーして、クライアントを作成するときにはアプリの準備ができているようにします。
クライアントを作成したら、この値は変更できません。また、この値はクライアントに関連付けたプロファイルの値に一致する必要があります。
注意:
クライアントを作成するときにこれらの資格証明を手元に用意しておくことができるように、状況によってはクライアントを登録する前にプロファイルを作成しておくと便利です。 また、複数のクライアントで同じプロファイルを使用することもできます。 -
登録するクライアントのバージョンが含まれる環境内にいることを確認します。
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をクリックしてサイド・メニューを開き、「Applications」→「Client Management」を選択します。
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「New Client」をクリックします。
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「New Client」ダイアログで、次のようにします。
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「Client Display Name」および「Client Name」に値を入力します。
これらは、クライアントを最も容易に識別するために役立つ任意の名前にすることができます。 前者にはスペースを含めることができますが、後者にはできません。
ユーザー・インタフェースのほとんどの場所に、クライアント表示名が使用されます。 クライアント名は、パッケージおよびごみ箱内のクライアントに使用されます。
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「Platform」(「iOS」、「Android」、「Windows」または「Web」)を選択します。
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「Version Number」フィールドに値を入力します。 このバージョンは、プラットフォーム・ベンダーに登録されているアプリのバージョン番号に一致する必要があります。
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完全修飾アプリIDに値を入力します。 これは、プラットフォーム・ベンダーから取得します。
Appleの場合、これはXcodeプロジェクトでアプリケーションに割り当てられているバンドルIDです。
Googleの場合、これはマニフェスト・ファイルで宣言されたアプリケーションのパッケージ名です。
Microsoftの場合、これはWindowsダッシュボードに登録した際にアプリに指定したアプリケーションIDです。
Webの場合は、他の登録済のWebアプリケーションから区別できる一意の識別子となることがあります。
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「Create」をクリックします。
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「Settings」ページで、「Mobile Backend」ドロップダウンからクライアントに関連付けるモバイル・バックエンドを選択します。
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「Profiles」タブをクリックし、クライアントに関連付ける通知プロファイルを1つ以上選択します。
注意:
通知プロファイルがアプリのベンダーの通知サービス(たとえば、iOSアプリの場合はAPNS、Androidアプリの場合はFCM)向けのものである場合、プロファイルのアプリID (iOSの場合はバンドルID、Androidの場合はパッケージ名、Microsoftの場合はパッケージSID)はクライアントに指定されているアプリIDに一致する必要があります。 クライアントを関連付けられるのは1つのSMSプロフィールのみです。
従来のクライアント動作
16.4.1より前のMCSのバージョンでは、クライアントの処理方法にいくつか違いがありました。
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クライアント登録と通知プロファイルは分離されていませんでした。 通知プロファイルを参照するのではなく、クライアント登録が通知の資格証明を直接保持していました。
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クライアント登録をモバイル・バックエンドの複数のバージョンに適用できました。
使用環境が16.4.1にアップグレードされると、これらの差異は次の方法で調整されます。
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既存のクライアントは、クライアントとプロファイルに分割されています。
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複数のモバイル・バックエンドのバージョンに関連付けられたクライアントは、作成時のモバイル・バックエンド・バージョンのみに関連付けられたクライアントとして残ります。