Oracle Database SQLclを使用したアクセス
SQLclを使用すると、ビルドからSQL文を実行して、Oracle Databaseに接続しアクセスできます。 SQLclを使用して、JDBC接続文字列を使用して接続できる公開されているOracle Databaseにアクセスできます。 DML文、DDL文およびSQL Plus文を実行できます。 また、SQLclをテスト・シナリオで使用したり、SQLスクリプトを実行してシード・データを初期化したり、データベースの変更を検証することもできます。
SQLclの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/sqlcl/overview/index.html
を参照してください。 「Oracle SQL Developerコマンドライン・クイック・リファレンス」の「コマンドの入力と実行」のHELPコマンドの説明も参照してください。
SQLclを使用したVMビルド・エグゼキュータおよびビルド・エグゼキュータ・テンプレートの設定
SQLclコマンドを使用するビルド・ステップを作成する前に、組織管理者はSQLclソフトウェアを含むビルド・エグゼキュータ・テンプレートを作成し、そのビルド・エグゼキュータ・テンプレートを使用するVMビルド・エグゼキュータを追加する必要があります。 ビルド・エグゼキュータ・テンプレートは、最初から作成することも、既存のビルド・エグゼキュータ・テンプレートに追加することもできます。
ノート:
組織管理者を検索するには、ユーザー・プロファイルの下の「連絡先」をクリックします。 管理者または管理者のリストが表示されます。「Visual Builder Studioの管理」の「ビルド・エグゼキュータ・テンプレートの作成および管理」を参照してください。
組織管理者がVMビルド・エグゼキュータをビルド・エグゼキュータ・テンプレートに追加したら、そのビルド・エグゼキュータ・テンプレートを使用するようにジョブを作成および構成し、SQLclコマンドを追加できます。
SQLclコマンドを実行するジョブの構成
ジョブを構成する前に、次の情報を確認する必要があります:
- VB Studioでは、バッファ(
set sqlformat csv
など)の編集またはコンソールの編集のためのSQLコマンドはサポートされていません。 - VB Studioでは、SQLファイルのビルド・パラメータはサポートされていません。
- Oracle REST Data Services (ORDS)を使用している場合、BRIDGEコマンドなどの一部のSQLclコマンドにはJDBC URLが必要です:
BRIDGE table1 as "jdbc:oracle:thin:DEMO/demo@http://examplehost.com/ords/demo"(select * from DUAL);
- SQLコマンドが失敗した場合にビルドに失敗のマークを付けるには、スクリプトに
WHENEVER SQLERROR EXIT 1
行を追加します。
SQLclコマンドを実行するジョブを作成および構成する方法を次に示します: