EDQでは2つのデータベースにデータが格納され、Directorデータベースには、Directorプロジェクトに関連するすべての構成データが格納され、結果データベースには、すべての処理済データと生成済メトリックが格納されます。
EDQのインストール時に、Directorデータベースと結果データベース用に2つのPostgreSQLデータベースが作成されます。ただし、2つの方法のいずれかで、他のデータベースを使用するようにEDQを構成できます。
必要な場合は、データベースのいずれかまたは両方をEDQアプリケーション・サーバーと別のマシン上で管理できますが、EDQを確実に実行するには、マシン間に高速および永続のネットワーク接続が存在する必要があります。
多くの場合、これらのデータベースの1つのみを変更することをお薦めします。たとえば、何百万ものレコードを定期的に処理する場合など、大規模データ・セット処理時のパフォーマンスを改善するには、Oracleデータベースを使用するように結果データベースを変更することが適切な場合があります。一方、Directorデータベースの変更により、処理パフォーマンスが改善されることはありません。また、別のマシン上のデータベースを使用するようにDirectorデータベースを変更することは、通常はあまり必要ありません。
注意: これらのページを使用したデータベースの変更は、単にEDQサーバーが新しいデータベースの場所を指し示すようにするのみです。適切なタイプ(Directorデータベースまたは結果データベース)の有効なデータベースを、指定した場所に最初に作成しておく必要があります。また、新しい有効なデータベースの作成または現在のデータベースの新しいデータベースへの移行(あるいはその両方)が必要な場合は、これらを支援できるOracleサポートに連絡してください。 |
「Server Configuration」ページには、EDQ起動パッド・フロント・ページの「Server Configuration」リンクをたどってアクセスします。
注意: Oracleの用語で、「Database ID」はSIDに対応し、「DataSource UserName」はOracleユーザー(およびそのデフォルト・スキーマ)に対応します。 |
JNDIを使用してDirectorデータベースまたは結果データベース(あるいはその両方)を指定するには、次を実行する必要があります。
resultsDataSource.jndiname = java:comp/env/jdbc/results
dataSource.jndiname = java:comp/env/jdbc/director
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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