プロジェクト権限は、通常はプロジェクトを追加するユーザーによって、プロジェクトのプロパティで構成されます。プロジェクトを追加する機能およびプロジェクト権限を変更する権限があるユーザーは、DirectorクライアントでEDQサーバー上のすべてのプロジェクトを参照できます。
EDQの実装で多数のビジネス・ユニットがサポートされている場合は、プロジェクトとデータをビジネス・ユニットごとに分割することが適切な場合があることに注意してください。これを実行するには、追加のグループを作成して、各ロールに対するグループが各ビジネス・ユニットに対してレプリケートされるようにします。次に、適切なビジネス・ユニットに対応するグループのみにプロジェクト・アクセスを制限できます。Match ReviewersなどのユーザーのグループにDirectorユーザー・アプリケーションを使用する権限がない場合でも、レビュー作業を割り当てることができるように、プロジェクトに対する権限に組み込む必要があることにも注意してください。
デフォルトでは、Director内のプロジェクトはすべてのグループがアクセスできるように作成されます。アクセスをグループごとに制限するには、プロジェクト・ブラウザでプロジェクトを右クリックし、「Properties」を選択します。
「Properties」ダイアログで「Security」タブを選択します。いくつかのグループにすでにプロジェクトに対するアクセス権限があることがわかります。
これらは、「Add Project」権限が付与されているグループであるため、すべてのプロジェクトに対する自動アクセス権限があります。大半のユーザーには「Add Project」権限を付与しないことをお薦めします。かわりに、そのユーザー・グループをこのリストに追加することによって、必要なプロジェクトに対する特定のアクセス権限を付与できます。「Configure」ボタンを押します。
「Groups」ダイアログの左側のリストで、プロジェクトに対するアクセス権限を設定するグループを選択し、右矢印ボタンを押します。
グループが右側のリストに移動します。「OK」をクリックします。これで、選択したグループにプロジェクトに対するアクセス権限が付与されます。
「Close」をクリックして「Properties」ダイアログを終了します。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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