Case Managementの構成プロパティ

EDQの機能の様々な側面はプロパティで制御され、その値は.propertiesファイルに設定されます。このトピックでは、Case Managementに影響する主なプロパティのリストを示し、その用途について説明します。

プロパティ名

プロパティ・ファイル 用途

case.management. fail.on.long.flags

 

director.properties

 

このプロパティは、80文字より長いフラグ値が生成された場合のCase Managementの動作を制御します。

このプロパティがtrueに設定されている場合は、エラーが生成され、プロセスが停止します。falseに設定されている場合は、長いフラグ値が切り捨てられ、ログ・ファイルに警告が書き込まれます。

このプロパティは、デフォルトでfalseに設定されます。

cm.index.queue.limit

director.properties

このプロパティは、索引キュー制限の最大サイズを制御します。

cm.index.types

director.properties

このプロパティは、ケースの索引作成が発生する様々な時点を制御します。たとえば、新規作成または更新したケースの索引作成を無効にし、索引の再作成を有効にしておく必要がある可能性があります。

このプロパティに使用可能な値は、REINDEXCREATEUPDATEまたはNONEです。

プロパティの値をNONEに設定すると、システム全体で索引作成が無効になります。

残りのパラメータ値は、索引を再作成、作成および更新する際にそれぞれ索引作成アクティビティを制御します。

パイプ・デリミタを使用して複数の値を連結することで、複数の時点で索引作成をアクティブにできます。たとえば、次の行は、ケースの作成時および索引の再作成時に、索引作成を発生させることになります。

cm.index.types = REINDEX|CREATE

このプロパティに値が指定されていない場合、索引作成はあらゆる時点でアクティブ化されます。

index.directory

director.properties

このプロパティを使用して、Lucene索引ディレクトリの絶対パスを構成できます。

デフォルトでは、索引ディレクトリは常に構成ディレクトリ内に作成されます。状況によっては、これらのディレクトリが非常に大きくなる可能性があるため、これらのディレクトリを個別の場所に格納することで、ディスク領域を効率的に管理できる場合があります。

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