マッチ結果のレビュー

EDQのマッチ処理の背景にある主要原理の1つは、マッチ判定および出力決定のすべてを自動的に処理できるわけではないということです。多くの場合、マッチ候補を同じとみなすかどうか、およびマージされる出力は何か(適切な場合)を判断する最も迅速で効率的な方法は、マッチ・レコードを手動で確認し、手動で判定することです。

EDQには、マッチ結果をレビューするための2つの異なるアプリケーション(マッチ・レビュー、Case Management)が用意されています。レビュー・アプリケーションは、マッチ・プロセッサ構成の一部として選択され、結果の生成方法を決定します。したがって、所定のプロセッサでは2つのアプリケーションは相互に排他的です。また、レビュー・アプリケーションの選択により、マッチ・プロセッサで使用可能な一部のオプションが変更されます。

レビュー・アプリケーションを切り替えるために、マッチ・プロセッサの構成はいつでも変更できますが、結果を新規アプリケーションで使用するには、事前にプロセッサを再実行する必要があります。

使用するレビュー・アプリケーションは、マッチ・プロセッサの後続プロセスの要件と、各レビュー・アプリケーションの強度に基づいて選択する必要があります(詳細は次の各項を参照)。

マッチ・レビュー

マッチ・レビュー・アプリケーションは、構成不要の軽量なレビュー・アプリケーションです。マッチ結果とマージ結果の手動レビュー、2回の実行にわたる手動マッチ判定の保持、および手動マッチ判定のインポートとエクスポートがサポートされます。プロセッサの2回の実行で主要な情報が変更されている場合は、その関係について以前に保存されたマッチ判定が無効になり、再レビューのための関係が作成されます。

マッチ・レビュー・アプリケーションは、同じビジネス・ユニットで少数のレビュー担当者がレビュー作業を共有する実装に適しています。レビュー作業のグループ配布や割当はサポートされず、基本的なレビュー管理機能が提供されます。

マッチ・レビュー・システムの詳細は、「マッチ・レビューの使用」トピックを参照してください。

Case Management

Case Managementアプリケーションは、マッチ・レビューに対してカスタマイズ可能なワークフロー指向のアプローチを提供します。Case Managementでは、関連するレビュー・タスク(アラート)がグループ化されてケースが形成されます。ケースとアラートは両方とも様々な状態で存在し、その状態は可能な範囲で遷移します。Case Managementでは、タイムアウト・ベースまたは構成可能な他の属性に基づくアラートの自動エスカレーションもサポートされます。

Case Managementでは、個々のユーザーまたはユーザーのグループに対する作業の割当がサポートされ、マッチ・レビューで提供される機能より高度なレビュー管理機能があります。

Case Managementでは、使用する各マッチ・プロセッサを明示的にアクティブ化する必要があり、ケースおよびアラートの生成をサポートするには追加の構成が必要です。

Case Managementでは、マージ・レビューはサポートされません。

Case Managementシステムの詳細は、「Case Managementの使用」トピックを参照してください。

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