デリミタ付きフィールドが含まれるテキスト・ファイルに接続する新しいデータ・ストアを定義する際は、New Data Storeウィザードによって、そのファイルを正確にパースするのに必要な情報を指定するように要求されます。
デリミタ付きテキスト・ファイルのデータは、行と列で構成され、1行ごとに1つのエントリが含まれます。列間は、フィールド・セパレータ文字で区切られます。次のファイル断片は、多数のデリミタ付きファイルに共通の特徴を示しています。これには、車とその所有者に関する情報が含まれており、フィールド間はカンマで区切られています。
注意点:
デリミタ付きテキスト・ファイルのデータを正確にパースするために、そのファイルで使用されている特殊文字がEDQに通知される必要があります。これはNew Data Storeウィザードで実行され、必要に応じてデータ・ストア設定の一部として後で編集できます。
このウィザードでは、ファイルの名称と場所に加えて、列のデータ間の区切りに使用するフィールド・セパレータと、そのセパレータ文字を含むフィールドのデータを囲むために使用する引用符文字を指定する必要があります。
また、このウィザードではオプションが提供され、ファイルの先頭にある非データ行を破棄したり、最初のデータ行をヘッダー行として処理するように指定したり、列名を含めることができます。データに存在する列数を指定することもできます。列数が指定されていない場合、列数はヘッダー行で検出されたフィールド数と同じであると想定されます。列数もヘッダー行も指定されていない場合は、デフォルトの20列が想定されます。
一連のデリミタ付きテキスト・ファイルで同じファイル・レイアウトおよび特殊文字を共有する場合は、ディレクトリ全体をデータ・ストアとして構成できます。これを実行するには、ファイルに共通する次の属性を指定する必要があります。
また、ファイルの列数を指定する場合は(ヘッダー行から数を導出するのではなく)、ファイルには同数の列が含まれている必要があります。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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