Length Check |
「Length Check」プロセッサを使用すると、属性の値が適切な長さであるかをすばやく簡単にチェックできます。
「Length Check」では、次のいずれかまたは両方をチェックできます。
「Length Check」のオプションを使用して、単語がカウントされる方法を選択できます。デフォルトでは、単語はスペースで区切られます。たとえば、「Oracle Limited」の単語数は2です。
「Length Check」を使用して、属性内のデータが技術上またはビジネス上の目的のいずれかを満たすようにします。たとえば、属性のデータを移行する際に、ターゲット・システムでより短い属性に移行する場合は、データを切り捨てて、その後、移行前にターゲット・フィールドの文字長制限に準拠していることをチェックできます。あるいは、値が設定文字数または単語数を超えないようにする必要があるビジネス上の理由が存在する場合があります。たとえば、「Surname」属性で、長さで2単語を超えるすべての値をチェックする場合があります。これは、属性の誤った使用、たとえば「Company Name」の値を格納していることを示している可能性があるためです。
短すぎるまたは長すぎる値をチェックする単一の属性。
オプション |
タイプ |
目的 |
デフォルト値 |
Valid character count
|
数値範囲(例: 10-11)、または終了未指定の範囲(例: 10-)
|
許容文字数を指定します(指定値を含む)。 |
なし
|
Valid word count |
数値範囲(例: 1-2)、または終了未指定の範囲(例: 3-) |
許容単語数を指定します(指定値を含む)。 |
なし |
参照データ |
単語のカウント前に単語を区切るために使用される文字のリストを指定します。 |
*Delimiters |
|
Word delimiters |
自由形式テキスト |
単語のカウント前に単語を区切るために使用される文字の追加セットを指定します。 |
デフォルトなし |
なし
フラグ属性 |
目的 |
可能性のある値 |
LengthValid |
どのデータが「Length Check」に合格したかを示します。 |
Y - 有効な長さ NC - 無効な文字長 NW - 無効な単語長 N - 無効な文字長および単語長 |
「Length Check」の結果は、ダッシュボードに公開できます。
次の結果解釈がデフォルトで使用されます。
結果 |
|
Valid |
合格 |
Invalid character count |
アラート |
Invalid |
アラート |
Invalid word count |
アラート
|
実行モード |
サポート |
バッチ |
Yes |
リアルタイム・モニタリング |
Yes |
リアルタイム応答 |
Yes |
「Length Check」では、結果のサマリー・ビューが作成され、次の統計が表示されます。
統計 |
意味 |
Both counts good |
文字数および単語数が有効なレコード数。 |
Bad char, good word count |
文字数は無効であるが、単語数は有効なレコード数。 |
Good char, bad word count |
文字数は有効であるが、単語数は無効なレコード数。 |
Both counts bad |
文字数および単語数が無効なレコード数。 |
追加データ
「Additional Data」ボタンをクリックすると、前述の統計が、分析対象レコード数に対するパーセントとして表示されます。
「List Check」からは、次の出力フィルタが使用可能です。
この例では、「Length Check」を使用して、「Account Number」属性(CU_ACCOUNT)の長さについて、文字数が10から11の範囲以外で、1つの単語で構成されていない値をチェックします。
サマリー・ビュー
不正な文字数、適切な文字長数のドリルダウン
前述のレコードの「CU_ACCOUNT」属性は短すぎることに注意してください。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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