Value Check

「Value Check」プロセッサでは、属性内のデータを単一の値と比較します。

比較を実行するためのオプションが複数あります。

用途

「Value Check」を使用して、単一の属性の値に応じてレコードを簡単にフィルタ処理できます。これは、関心のある領域に分析を集中するため、または値をしきい値と照合してチェックするための場合があります。

構成

入力

1つの属性のみ(タイプは任意)

オプション

オプション

タイプ

目的

デフォルト値

Value to compare records against

自由形式テキスト入力 - 後述の注意1を参照

比較対象の値

なし

Interpretation of null records

選択(null/pass comparison/fail comparison)

 

null

Comparison operator

選択(equals/greater than/greater than or equal/less than/less than or equal) - 後述の注意2を参照

値のチェック方法を決定します。

equals

Ignore case?

Yes/No

文字列属性を値と照合するときに、大/小文字を無視するかどうかを決定します。

Yes

注意1: 数値属性は数値と比較でき、日付属性は有効な日付値(ヒント(dd-MMM-yyyy HH:mm)で指定した形式で入力)と比較でき、文字列は任意の値と比較できます。無効な比較はプロセスが失敗する原因となります。

注意2: 文字列属性の場合は、greater thanおよびless than演算子の意味の解釈時に文字ソートが使用されます。この結果、MichaelはMatthewなどより大きくなります。日付値の場合、遅い日付が早い日付より大きくなります。

出力

データ属性

なし

フラグ

フラグ属性

目的

可能性のある値

ValueValid

どのデータが「Value check」を満たしたかを、合格、失敗およびNullで示します。

Y/N/-

ダッシュボードへの公開

「Value Check」の結果は、ダッシュボードに公開できます。

次の結果解釈がデフォルトで使用されます。

結果

ダッシュボード解釈

Valid

合格

Null

合格

Invalid

アラート

実行

実行モード

サポート

バッチ

Yes

リアルタイム・モニタリング

Yes

リアルタイム応答

Yes

結果ブラウザの表示

「Value Check」では、結果のサマリー・ビューが作成され、次の統計が表示されます。

統計

意味

Valid Records

値チェックに合格したレコード

Invalid Records

値チェックに失敗したレコード

Null Records

Nullレコード(これらを別に分類するオプションを使用した場合)

出力フィルタ

「Value Check」からは、次の出力フィルタが使用可能です。

この例では、レコードは「is equal to M」という値チェックを使用して、「Gender」属性でフィルタ処理されます。

サマリー・ビュー

「Valid Records」のドリルダウン

 

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