Date Profiler

「Date Profiler」では、日付属性を分析し、その属性の日付値の分布を次の単位で表示します。

「Valid/Null」ビューも表示されます。日付属性内のデータ値は有効な日付である必要があるため、無効な日付はNullになるように定義されています。

用途

「Date Profiler」を使用して、日付属性に特異なトレンドがあるかどうかを調べます。たとえば、実際の日付値のかわりに一般的に使用される「01/01/1970」などのデフォルト日付があるかどうかを調べます。

構成

入力

単一の日付属性。

オプション

なし

出力

データ属性

データ属性

タイプ

目的

可能性のある値

[Attribute Name].dayofweek

追加

曜日を追加します。

Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、Friday、Saturday

[Attribute Name].dayofmonth

追加

月の日を新しい属性に追加します。

1-31

[Attribute Name].dayofyear

追加

年の日を新しい属性に追加します。

1 Jan - 31st Dec

[Attribute Name].month

追加

月を新しい属性に追加します。

January-December

[Attribute Name].year

追加

年を新しい属性に追加します。

4桁の年

前述の方法で日付値を分割すると、後続処理で便利な場合があります。たとえば、データを書き出し、各属性の日、月および年の値に基づいてマッチ処理を実行する場合です。

フラグ

なし

実行

実行モード

サポート

バッチ

Yes

リアルタイム・モニタリング

Yes

リアルタイム応答

No

「Date Profiler」は、日付値を使用してレコードのバッチのトレンドを調べます。したがって、統計を作成するにはレコードのバッチが必要です。結果を使用するには完了まで実行される必要があり、リアルタイム応答が必要なプロセスには適していません。

リアルタイム・データ・ソースからのトランザクションのバッチに対して実行した場合、「Reader」プロセッサで構成されたコミット・ポイント(トランザクションまたは時間制限)に到達すると処理が終了します。

結果ブラウザの表示

「Date Profiler」では、分析対象の日付属性に関するビューがいくつか作成され、それぞれ次の統計が表示されます。

「Day in Week」ビュー

統計

意味

Day in week

曜日(Sunday-Saturday)

Count

日付がその曜日に当たるレコードの数

%

日付がその曜日に当たるレコードのパーセント

「Day in Month」ビュー

統計

意味

Day in month

月の日(1-31)

Count

日付がその月の日に当たるレコードの数

%

日付がその月の日に当たるレコードのパーセント

「Day in Year」ビュー

統計

意味

Day in year

年の日(例: 1st Jan)

Count

日付がその年の日に当たるレコードの数

%

日付がその年の日に当たるレコードのパーセント

「Month」ビュー

統計

意味

Month

月(January - December)

Count

日付がその月に当たるレコードの数

%

日付がその月に当たるレコードのパーセント

「Year」ビュー

統計

意味

Year

Count

日付がその年に当たるレコードの数

%

日付がその年に当たるレコードのパーセント

「Valid/Null」ビュー

統計

意味

Valid

分析対象の日付属性内の日付が有効なレコードの数

Null

分析対象の日付属性内の値がnullのレコードの数

追加情報

「Valid/Null」ビューで「Additional Information」ボタンをクリックすると、分析対象レコードの合計数に対するパーセントとして統計が表示されます。

この例では、「Date Profiler」は、顧客の最終支払日を格納する属性について、日付の分布を分析します。ここでは、ユーザーは年ごとの日付の分布を把握する必要があります。

「Year」サマリー

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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