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Max/Min Profiler |
「Max/Min Profiler」では、各属性のデータの極値を調べて、次の値を返します。
「Max/Min Profiler」は、最初にデータの概要を把握するために使用します。「Max/Min Profiler」を使用すると、データが長さや有効値の制限に準拠しているかどうかの概要を簡単に把握できるため、外れ値(つまり、明らかに範囲外の値)を検出できます。たとえば、想定より大きい/小さい数値、想定より早い/遅い日付値、「#」などの無効な文字のみで構成されたテキスト値、「aaa」や「zzz」のような不正データなどです。
データの最大と最小を検索する属性。
なし
なし
なし
実行モード |
サポート |
バッチ |
Yes |
リアルタイム・モニタリング |
Yes |
リアルタイム応答 |
No |
「Max/Min Profiler」では、有益な統計を作成するためにレコードのバッチが必要です。したがって、結果を使用するには完了まで実行される必要があり、リアルタイム応答が必要なプロセスには適していません。
リアルタイム・データ・ソースからのトランザクションのバッチに対して実行した場合、「Reader」プロセッサで構成されたコミット・ポイント(トランザクションまたは時間制限)に到達すると処理が終了します。
「Max/Min Profiler」では、結果のサマリー・ビューが作成され、属性ごとに次の統計が表示されます。
統計 |
意味 |
属性の最短値の文字数。 |
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属性の最長値の文字数。 |
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属性の最低値。 数値属性の場合は、最低数値です。 日付属性の場合は、最早日付です。 テキスト属性の場合は、アルファベット順の最初の値です。 この分析ではNull値が無視されますが、その他のタイプの非データ(たとえば、スペースのみで構成された値)は無視されません。 |
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属性の最高値。 数値属性の場合は、最高数値です。 日付属性の場合は、最新日付です。 テキスト属性の場合は、アルファベット順の最後の値です。 この分析ではNull値が無視されますが、その他のタイプの非データ(たとえば、スペースのみで構成された値)は無視されません。 |
「Additional Information」ボタンをクリックすると、前述の統計とともに、最短値、最長値、最小値および最大値を含むレコードの数とパーセントが表示されます。
この例では、「Max/Min Profiler」を使用して顧客レコード表のすべての属性を調べます。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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