Convert Date to String

「Convert Date to String」トランスフォーマでは、任意の数の日付属性を取得し、それを文字列型に変換します。

用途

「Convert Date to String」は、処理上、日付をテキストとして扱う必要がある場合に使用します。たとえば、照合のために属性を分割して日付の日、月および年の部分を抽出するために、日付を文字列型に変換し、次に「Trim Characters」を使用して異なる部分を抽出できます。

日付は、日付の標準国際書式（dd-MMM-yyyy、たとえば25-Apr-2006）で文字列値に変換されます。

文字列型に変換する任意の数の日付属性。

タイプ

目的

デフォルト値

Output format

日付書式の入力

新しい文字列値を作成する際に使用される日付の書式

dd-MMM-yyyy HH:mm:ss（後述の注意を参照）

Time zone

タイム・ゾーン

出力文字列値に使用するタイム・ゾーン。渡された日付からこのタイム・ゾーンに変換することで文字列が作成されます。

注意: この入力日付値にはタイム・ゾーンが関連付けられていないため、すべての日付はUTC値として格納されます。

Directorのタイム・ゾーン

注意: 使用する出力フォーマットは、標準のJava 1.5またはJava 1.6のSimpleDateFormat APIに準拠している必要があります。日付が正しく出力されるように書式を指定する方法については、ここからJavaのオンライン・ドキュメントを参照してください。

各属性の入力に対して、新しい属性が次のフォーマットで作成されます。

データ属性	タイプ	目的	値
[Attribute Name].DateToString	導出	日付から文字列への変換結果を格納します。	元の属性が文字列型に変換された値

なし

「Convert Date to String」トランスフォーマでは、処理に関するサマリー統計は表示されません。

データ・ビューには、各入力属性とともに、右側に新しく導出された文字列型属性が表示されます。

なし

この例では、「Convert Date to String」を使用して、「DT_LAST_PAYMENT」属性を文字列型に変換します。この場合、ユーザーは、出力フォーマットから時間要素（HH:mm:ss）を削除することで、日付の変換時に時間要素を消去します。