Extract Values |
「Extract Values」プロセッサでは、参照リストとマッチした値または値の一部を新しい属性に抽出します。
リストとの照合は、次のいずれかの方法で実行されます。
これは値が抽出される方法に影響します。たとえば、「Company Name」属性からビジネス接尾辞を抽出する場合は、リストの値で終了している場合にのみ値を抽出します。
「Extract Values」は、個別に処理する必要がある入力属性の明確な部分が格納された新しい属性を作成する場合に使用します。
たとえば、製品の単位を表す値(PINTS、PNTS、PTSなど)が含まれている「Product_Description」属性がある場合は、これらの値を個別の属性に抽出できます。
リストとマッチする値を抽出する単一の文字列属性。
値
オプション |
タイプ |
目的 |
デフォルト値 |
Reference Data |
参照データ |
抽出する値のリスト |
なし |
オプション |
タイプ |
目的 |
デフォルト値 |
Ignore Case? |
Yes/No |
リストに対して値を照合するときに大/小文字を無視するかどうか |
Yes |
Match list by |
選択(Whole Value/Starts With/Ends With/Contains) |
リストとの照合方法を決定します。 |
Contains |
Delimiters |
自由形式テキスト入力 |
デリミタを使用してデータを区切ってから値をリストと照合する場合は、使用するデリミタ文字を指定できます。 |
スペース |
データ属性 |
タイプ |
目的 |
値 |
[Attribute Name].ExtractedValue |
導出 |
リストとマッチした値の一部が抽出された新しい属性 |
リストにマッチするものがあった場合は、リストとマッチした値。 リストにマッチするものがなかった場合は、Null値。 |
フラグ属性 |
目的 |
可能性のある値 |
ExtractedFlag |
データが抽出されたかどうかを示します。 |
Y/N |
実行モード |
サポート |
バッチ |
Yes |
リアルタイム・モニタリング |
Yes |
リアルタイム応答 |
Yes |
「Extract Values」プロセッサでは、結果のサマリー・ビューが作成され、次の統計が表示されます。
統計 |
意味 |
Matched |
リストとマッチして抽出が実行されたレコードの数。 |
Unmatched |
リストとマッチしなかったレコードの数。 |
「Extract Values」プロセッサからは、次の出力フィルタが使用可能です。
この例では、通常は郡のみが格納され、一部に郡とその他の追跡情報(郵便番号など)の両方が格納されることがある「ADDRESS3」属性から郡の値を「Extract Values」を使用して抽出します。ここでは「Starts With」オプションを使用してリストを照合し、マッチする値を「County」という出力属性に抽出します。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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