ナビゲーション付きでトピックを開く

「Strip Numbers」プロセッサでは、テキスト属性からすべての数値を速やかに削除する手段を提供します。

用途

「Strip Numbers」は通常、照合するためのデータを準備する際に（またはマッチ・プロセッサでのマッチとして）使用します。データの中に数値があり、その数値は関係ないことが判明しているテキスト・データの場合は、照合する前にその数値を削除すると便利です。

たとえば、製品の摘要を照合するとき、無関係なシリアル番号が一部の摘要に含まれている場合があります。これらを削除すると、ユーザーは摘要テキストのみを操作できるようになります。

別の用途としては、大部分が数値と予想される（電話番号などの）テキスト属性の中で、数値でない文字列または文字を検出できます。これはデータをパースまたは標準化する場合に便利です。

構成

入力

数値を削除する文字列または文字列配列型の属性。数値属性および日付属性は有効な入力ではありません。

配列属性を入力すると、変換はすべての配列要素に適用され、単一の配列属性が出力されます。

オプション

なし

出力

データ属性

フラグ

なし

実行

結果ブラウザの表示

「Strip Numbers」トランスフォーマでは、処理に関するサマリー統計は表示されません。

データ・ビューには、各入力属性とともに、右側に新しく導出された、数値を削除した属性が表示されます。

出力フィルタ

なし

例

この例では、電話番号が含まれる属性からすべての数値を削除します。これにより、電話番号に関する追加情報を示す様々な事項が含まれていることが判明し、それらの情報を標準化して使用し、フラグ（たとえば、番号が電話帳に掲載されていないことを示す）を新しい属性に設定することになります。