この図には「Oracle Database」があり、その中には「Oracle XML DB」と「XML Type表、列、ビュー」が含まれています。JDBCを使用して、Oracle XML DB XMLTypeインスタンスが作成されます。getDOM()メソッドとJava DOM APIを使用して、XML DOMツリーが作成されます。変更されたXMLデータはデータベースに戻して保存されます。

この図のフローの説明を次に示します。次のJava DOM API for XMLTypeのコール順序の説明では、XMLデータがXML Schemaに登録済であり、XMLTypeデータ型の列に格納されていると想定しています。Java DOM API for XMLTypeを使用するには、次の手順を実行します。

  1. XMLType表または表のXMLType列からXMLデータを取り出します。XMLデータをフェッチすると、OracleによってXMLTypeのインスタンスが作成されます。これによって、getDom()メソッドを使用して文書のインスタンスを取得できます。その後、Java DOM API for XMLTypeを使用してDOMツリーの要素を操作できます。

  2. Java DOM API for XMLTypeを使用して、DOMツリーの要素を操作します。

  3. 変更されたデータはXMLTypeに格納されますが、データはJDBC更新を使用して戻されます。