EXIT
文は、ループを終了して、制御をループの最後に移します。 EXIT
文には、無条件EXIT
と、条件付きEXIT
WHEN
という2つの形式があります。 どちらの形式でも、終了するループの名前を指定できます。
構文
exit_statement ::=
キーワードとパラメータの説明
boolean_expression
この式の値がTRUE
の場合にのみ、カレント・ループ(またはlabel_name
でラベル付けされたループ)はただちに終了します。
EXIT
無条件の(つまりWHEN
句のない)EXIT
文は、カレント・ループをただちに終了します。 実行はループの直後の文から再開されます。
label_name
終了するループを識別します。カレント・ループ、またはラベルが付けられている外側のループのいずれかになります。
使用上の注意
EXIT
文は、ループ内の任意の場所に置くことができますが、ループの外に置くことはできません。 PL/SQLでは無限ループをコーディングできます。 たとえば、次のループは通常の方法では永久に終了しないため、EXIT
文を使用して終了させます。
WHILE TRUE LOOP ... END LOOP;
EXIT
文を使用してカーソルFOR
ループを途中で終了させると、カーソルは自動的にクローズされます。 ループの内側で例外が呼び出された場合も、カーソルは自動的にクローズされます。
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