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Oracle Database PL/SQL言語リファレンス
11g リリース1(11.1)
E05670-03
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リテラル

リテラルは、識別子によって表現する必要がない明示的な数値、文字、文字列またはブール値です。 たとえば、数値リテラル135や文字列リテラル'hello world'などです。

構文

numeric_literal ::=

numeric_literal
numeric_literal.gifの説明

integer_literal ::=

integer_literal
integer_literal.gifの説明

real_number_literal ::=

real_number_literal
real_number_literal.gifの説明

character_literal ::=

character_literal
character_literal.gifの説明

string_literal ::=

string_literal
string_literal.gifの説明

boolean_literal ::=

boolean_literal
boolean_literal.gifの説明

キーワードとパラメータの説明

character

PL/SQLキャラクタ・セットのメンバーです。 詳細は、「キャラクタ・セットおよび字句単位」を参照してください。

digit

数字0から9のうちのいずれかです。

TRUE、FALSE、NULL

事前定義のブール値です。

使用上の注意

算術式では、整数と実数の数値リテラルを使用できます。 数値リテラルは、句読点文字で区切る必要があります。 句読点以外に空白も使用できます。 詳細は、「数値リテラル」を参照してください。

文字リテラルは引用符(アポストロフィ)で囲まれた1文字のことです。 文字リテラルには、PL/SQLキャラクタ・セットのすべての印刷可能文字(英字、数字、空白および特殊記号)を使用できます。 文字リテラルの中で、PL/SQLは大/小文字を区別します。 たとえば、PL/SQLはリテラル'Q''q'を異なるものとみなします。 詳細は、「文字リテラル」を参照してください。

文字列リテラルは、引用符(')で囲まれた0(ゼロ)個以上の文字の並びです。 NULL文字列('')は0(ゼロ)個の文字です。 文字列リテラルは最大32,767個の文字を保持できます。 文字列リテラルの中で、PL/SQLは大/小文字を区別します。 たとえば、PL/SQLはリテラル'white''White'を異なるものとみなします。

文字列の中でアポストロフィを表現する場合は、引用符(')を1つではなく、2つ入力します。 引用符を2つ入力すると不都合があるか、またはわかりにくくなるリテラルでは、q'esc_char ... esc_char'という表記法を使用して、エスケープ文字を指定できます。 このエスケープ文字は、その文字列の他の箇所では使用されていない必要があります。

文字列リテラルの中では、値に後続する空白が意味を持ちます。つまり、'abc''abc 'は異なります。 文字列リテラルの中の後続する空白は、PL/SQLの処理中には切り捨てられませんが、表のCHAR型の列にその値を挿入すると切り捨てられます。 NCHAR文字列リテラルを含む詳細は、「文字列リテラル」を参照してください。

ブール値TRUEおよびFALSEはデータベース列に挿入できません。 詳細は、「ブール・リテラル」を参照してください。

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