NULL
文は、制御を次の文に渡す以外は何もしません。 IF-THEN
句、ループまたはプロシージャの本体で、NULL
文はプレースホルダの役割を果たします。
構文
null_statement ::=
使用上の注意
NULL
文には、条件文の意味とアクションを明確にすることによって、コードをわかりやすくする効果があります。 読み手に対して、代替アクションを誤って見逃したのではなく、アクションが不要であると判断したことを伝えることができます。
IF
文、例外ハンドラなどのPL/SQLの特定の句には、1つ以上の実行可能文が必要です。 NULL
文を使用すると、アクションを実行することなく、これらの構造体をコンパイルできます。
次の文が実行可能文ではなく、END
、END
IF
などであるため、GOTO
文で特定の場所に分岐できない場合があります。 この場合、分岐する場所にNULL
文を置くことができます。
NULL
文とブール値NULL
は無関係です。
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