ヘッダーをスキップ
Oracle Database PL/SQL言語リファレンス
11g リリース1(11.1)
E05670-03
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

NULL文

NULL文は、制御を次の文に渡す以外は何もしません。 IF-THEN句、ループまたはプロシージャの本体で、NULL文はプレースホルダの役割を果たします。

構文

null_statement ::=

null_statement
null_statement.gifの説明

使用上の注意

NULL文には、条件文の意味とアクションを明確にすることによって、コードをわかりやすくする効果があります。 読み手に対して、代替アクションを誤って見逃したのではなく、アクションが不要であると判断したことを伝えることができます。

IF文、例外ハンドラなどのPL/SQLの特定の句には、1つ以上の実行可能文が必要です。 NULL文を使用すると、アクションを実行することなく、これらの構造体をコンパイルできます。

次の文が実行可能文ではなく、ENDEND IFなどであるため、GOTO文で特定の場所に分岐できない場合があります。 この場合、分岐する場所にNULL文を置くことができます。

NULL文とブール値NULLは無関係です。

関連トピック