この図は、COMPRESS句を使用した場合の、ネストした表のIOT(索引構成表)の記憶表の動作を示しています。

記憶表には2つの列NESTED_TABLE_IDおよび値があります。

NESTED_TABLE_ID列では、ネストした表の行が属している親表内の行が識別されます。IOTの記憶表では、親行のIDは記憶表全体に散在するかわりにグループ化されます。この図は、ネストした表A、B、C、DおよびEの記憶域グループを示しています。

また、COMPRESS句を使用すると、親行のIDを持つ行グループ全体について、そのIDが1つのみ格納され、領域のサイズが小さくなります。