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Oracle Database XML C++ APIリファレンス
11gリリース1(11.1)
E05673-01
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MemAllocatorインタフェース

表1-2MemAllocatorインタフェースで使用できるメソッドの概要を示します。

表1-2 MemAllocatorメソッドの概要: Ctxパッケージ

関数 概要

alloc()


特定のサイズのメモリーを割り当てます。

dealloc()


引数がポイントしているメモリーの割当てを解除します。

~MemAllocator()


仮想デストラクタ。実際のデストラクタに対するインタフェース・レベルのハンドル。



alloc()

これはユーザー定義のアロケータ関数のプロトタイプを定義する、仮想メンバー関数です。

構文

virtual void* alloc(
   ub4 size) = 0;
パラメータ 説明
size
メモリー・サイズ


dealloc()

これはユーザー定義のデアロケータ関数のプロトタイプを定義する、仮想メンバー関数です。このようなデアロケータは、allocメンバー関数で割り当てられたメモリーの割当てを解除するためにサポートされています。

構文

virtual void dealloc(
   void* ptr) = 0;
パラメータ 説明
ptr
それまでに割り当てられたメモリーへのポインタ


~MemAllocator()

名前や実装を把握せずに呼び出すことが可能な、実際のデストラクタに対するインタフェース・レベルのハンドルを提供します。

構文

virtual ~MemAllocator() {}