Producerは、Messageをエンキューしてエンキュー・オプションを定義します。
表13-32 Producerクラスで使用される列挙値
| 属性 | オプション |
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EnqueueSequence |
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Visibility |
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| メソッド | 概要 |
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順序逸脱操作で参照される |
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エンキュー要求のトランザクション動作を取得します。 |
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順序逸脱操作で参照される |
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エンキュー要求のトランザクション動作を指定します。 |
Producerオブジェクトのコンストラクタです。
| 構文 | 説明 |
|---|---|
Producer( const Connection *conn); |
指定したConnectionを使用してProducerオブジェクトを作成します。 |
Producer( const Connection *conn, const string& queue); |
指定したConnectionとキュー名を使用してProducerオブジェクトを作成します。 |
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
conn |
新規Producerオブジェクトの接続を指定します。 |
queue |
新規Producerオブジェクトで使用されるキューを指定します。 |
Messageがエンキューされるキューの名前を取り出します。
構文
string getQueueName() cosnt;
順序逸脱操作で参照されるMessageのIDを取得します。順序逸脱が指定されている場合にのみ使用します。それ以外の場合は無視されます。
構文
Bytes getRelativeMessageId() const;
Messageをキューにある他のMessageの前にデキューする必要があるかどうかを示す情報を取得します。有効な戻り値は、ENQ_BEFOREおよびENQ_TOPです(表13-32の定義を参照)。
構文
EnqueueSequence getSequenceDeviation() const;
Messageのエンキュー前に適用される変換を取得します。
構文
string getTransformation() const;
エンキュー要求のトランザクション動作を取得します。Visibilityの定義は、表13-32を参照してください。
構文
Visibility getVisibility() const;
ProducerがNULLかどうかをテストします。ProducerがNULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します。
構文
bool isNull() const;
Producerの代入演算子です。
構文
void operator=( const Producer& prod);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
prod |
オリジナルのProducerオブジェクトです。 |
Messageをエンキューして送信します。
| 構文 | 説明 |
|---|---|
Bytes send( Message& msg); |
前にsetQueueName()メソッドでqueueNameを設定している場合に使用されます。 |
Bytes send( Message& msg, string& queue); |
Messageを指定したqueueNameにエンキューします。 |
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
msg |
エンキューするMessageを指定します。 |
queue |
データベース内で有効なキューの名前を指定します。 |
Producerに関連付けられているメモリーを解放します。インナー・スコープで操作中の場合を除き、このコールはConnectionを終了する前に行う必要があります。
構文
void setNull();
Messageがエンキューされるキューの名前を指定します。通常は、同じキューに複数のメッセージをエンキューするときに使用します。
構文
void setQueueName( const string& queue);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
queue |
Messageをエンキューする、データベース内で有効なキューの名前を指定します。 |
順序逸脱操作で参照されるMessageのIDを指定します。順序逸脱を指定していない場合、このパラメータは無視されます。Messageのエンキューごとに設定できます。
構文
void setRelativeMessageId( const Bytes& msgid);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
msgid |
Messageの相対IDを指定します。 |
エンキュー対象のMessageを、キューにある他のMessageの前にデキューする必要があるかどうかを指定します。Messageのエンキューごとに設定できます。
構文
void setSequenceDeviation( EnqueueSequence option);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
option |
設定するエンキューの順序の定義は、表13-32を参照してください。 |
Messageのエンキュー前に適用される変換関数を指定します。
構文
void setTransformation( string &fName);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
fName |
SQL変換関数を指定します。 |
エンキュー要求のトランザクション動作を指定します。Messageのエンキューごとに設定できます。
構文
void setVisibility( Visibility option);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
option |
設定するVisibilityオプションの定義は、表13-32を参照してください。 |