RefAnyクラスは、あらゆる型への参照をサポートするために設計されています。このクラスの主な目的は、一般的な参照を処理し、型の階層でRefの変換を可能にすることです。RefAnyオブジェクトは、Ref<x>とRef<y>(xとyは異なる型)の2つの型の中継として使用できます。
| メソッド | 概要 |
|---|---|
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参照を消去します。 |
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このRefが作成された元の接続を戻します。 |
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オブジェクトを削除済にマークします。 |
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この |
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等しくないかどうかをチェックします。 |
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オブジェクトの削除済マークを解除します。 |
Ref<T>は、常にRefAnyに変換できます。Ref<T>テンプレートには変換を実行するためのメソッドがあります。各Ref<T>には、コンストラクタ、およびRefAnyへの参照を取得する割当て演算子があります。
| 構文 | 説明 |
|---|---|
RefAny(); |
NULLのRefAnyを作成します。 |
RefAny( const Connection *sessptr, const OCIRef *ref); |
セッションのポインタと参照からRefAnyを作成します。 |
RefAny( const RefAny& src); |
RefAnyを別のRefAnyオブジェクトのコピーとして作成します。 |
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
sessptr |
セッションのポインタを指定します。 |
ref |
参照を指定します。 |
src |
割り当てられるソースのRefAnyオブジェクトを指定します。 |
このメソッドは、参照を消去します。
構文
void clear();
この参照がインスタンス化された元の接続を戻します。
構文
const Connection* getConnection() const;
このRefが指すオブジェクトがNULLの場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します。
構文
bool isNull() const;
このメソッドは、参照オブジェクトに削除済マークを設定します。
構文
void markDelete();
RefAnyの代入演算子です。
構文
RefAny& operator=( const RefAny& src);
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
src |
割り当てられるソースのRefAnyオブジェクトを指定します。 |
このrefとRefAnyオブジェクトを比較し、両方がキャッシュ内の同じオブジェクトを参照している場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します。
構文
bool operator== ( const RefAny &refAnyR) const;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
refAnyR |
比較対象のRefAnyオブジェクトを指定します。 |
このrefとRefAnyオブジェクトを比較し、両方がキャッシュ内の同じオブジェクトを参照していない場合はTRUEを、それ以外の場合はFALSEを戻します。
構文
bool operator!= ( const RefAny &refAnyR) const;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
refAnyR |
比較対象のRefAnyオブジェクトを指定します。 |
このメソッドは、参照オブジェクトの使用済マークを解除します。
構文
void unmarkDelete();