Streamを使用してストリーム・データ(通常はLONG)を読込みまたは書込みします。
読込み可能なStreamは、結果セットからストリーム・データを取得するため、またはストアド・プロシージャ・コールからOUTバインド変数を取得するために使用されます。読込み可能なStreamは、データの最後に達するまで完全に読み取る必要があります。そうでない場合は、クローズして、不要なデータを廃棄する必要があります。
書込み可能なStreamは、ストリーム・データ(通常はLONG)を、コール可能文を含むパラメータ化された文に提供するために使用されます。
表13-44 Streamクラスで使用される列挙値
| 属性 | オプション |
|---|---|
Status |
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| メソッド | 概要 |
|---|---|
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ストリームを読み込み、Streamオブジェクトから読み込んだデータ量を戻します。 |
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ストリームから最後のバッファを読み込みます。 |
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バッファからストリームにデータを書き込みます。 |
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バッファからストリームに最後のデータを書き込みます。 |
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ストリームの現在のステータスを戻します。 |
Streamからデータを読み込みます。sizeパラメータによって、読み込むバイト文字の最大数が指定されます。Streamオブジェクトから読み込んだデータ量を戻します。-1は、ストリームのデータの終了を意味します。
構文
virtual int readBuffer( char *buffer, unsigned int size) = 0;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
buffer |
データ・バッファのポインタを指定します。ポインタは、コール元で割当ておよび解放する必要があります。 |
size |
読み取るバイト数を指定します。 |
Streamから最後のバッファを読み込みます。読み込まないデータを廃棄するためにコールすることもできます。sizeパラメータによって、読み込むバイト文字の最大数が指定されます。Streamオブジェクトから読み取ったデータ量を戻します。-1は、ストリームのデータの終了を意味します。
構文
virtual int readLastBuffer( char *buffer, unsigned int size) = 0;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
buffer |
データ・バッファのポインタを指定します。ポインタは、コール元で割当ておよび解放する必要があります。 |
size |
読み取るバイト数を指定します。 |
バッファからストリームにデータを書き込みます。データ量は、サイズによって決まります。
構文
virtual void writeBuffer( char *buffer, unsigned int size) = 0;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
buffer |
データ・バッファへのポインタを指定します。 |
size |
書き込むchars数を指定します。 |
このメソッドは、バッファからストリームに最後のデータを書き込みます。データの最後のチャンクを書き込むためにコールすることもできます。書き込まれるデータ量は、サイズによって決まります。
構文
virtual void writeLastBuffer( char *buffer, unsigned int size) = 0;
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
buffer |
データ・バッファへのポインタを指定します。 |
size |
書き込むバイト数を指定します。 |
現在のStatusを戻します。表13-44の定義を参照してください。
構文
virtual Status status() const;