ヘッダーをスキップ
Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
11g リリース1(11.1)
E05677-02
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

OCIロケールマッピング関数

この項では、OCIロケールマッピング関数について説明します。

表22-4 OCIロケールマッピング関数

関数 用途

OCINlsNameMap()


Oracleキャラクタ・セット名、言語名および地域名をInternet Assigned Numbers Authority(IANA)および国際標準化機構(ISO)の名前との間でマップします。



OCINlsNameMap()

用途

Oracleキャラクタ・セット名、言語名および地域名をInternet Assigned Numbers Authority(IANA)および国際標準化機構(ISO)の名前との間でマップします。

構文

sword OCINlsNameMap ( void             *hndl,
                      OraText          *buf,
                      size_t           buflen,
                      const OraText    *srcbuf,
                      uword            flag );

パラメータ

hndl (IN/OUT)

OCI環境ハンドルまたはセッション・ハンドルです。ハンドルが無効の場合、関数はOCI_INVALID_HANDLEを戻します。

buf (OUT)

宛先バッファを指します。関数がOCI_SUCCESSを戻す場合、パラメータには要求された名前にNULLで終了する文字列が含まれています。

buflen (IN)

宛先バッファのサイズです。グローバリゼーション・サポート名の格納を保証するには、OCI_NLS_MAXBUFSZのサイズをお薦めします。宛先バッファのサイズが名前の長さより小さい場合、関数はOCI_ERRORを戻します。

srcbuf (IN)

NULLで終了するグローバリゼーション・サポート名へのポインタ。無効な名前の場合、OCI_ERRORが戻されます。

flag (IN)

名前マッピングの方向を指定します。次のいずれかの値です。


OCI_NLS_CS_IANA_TO_ORA: キャラクタ・セット名をIANAからOracleにマップします。
OCI_NLS_CS_ORA_TO_IANA: キャラクタ・セット名をOracleからIANAにマップします。
OCI_NLS_LANG_ISO_TO_ORA: 言語名をISOからOracleにマップします。
OCI_NLS_LANG_ORA_TO_ISO: 言語名をOracleからISOにマップします。
OCI_NLS_LOCALE_A2_ISO_TO_ORA: ロケール名をA2 ISOからOracleにマップします。
OCI_NLS_LOCALE_ORA_TO_A2_ISO: ロケール名をOracleからA2 ISOにマップします。
OCI_NLS_TERR_ISO_TO_ORA: 地域名をISOからOracleにマップします。
OCI_NLS_TERR_ORA_TO_ISO: 地域名をOracleからISOにマップします。
OCI_NLS_TERR_ISO3_TO_ORA: 地域名を3文字のISO略称からOracleにマップします。

OCI_NLS_TERR_ORA_TO_ISO3: 地域名をOracleから3文字のISO略称にマップします。

戻り値

OCI_SUCCESSOCI_INVALID_HANDLEまたはOCI_ERROR