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Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
11g リリース1(11.1)
E05677-02
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はじめに

Oracle Call Interface(OCI)は、Application Program Interface(API)の1つです。OCIを使用すると、CまたはC++言語で作成したアプリケーションで1つ以上のOracleデータベース・サーバーと対話できます。OCIでは、SQL文の処理およびオブジェクト操作など、Oracleデータベース・サーバーで可能なすべてのデータベース操作をプログラム上で実行できます。

対象読者

このマニュアルは、Oracle環境で実行するための新規アプリケーションの開発または既存のアプリケーションの変換を行うプログラマを対象としています。OCIについて包括的に説明しているため、システム・アナリストやプロジェクト・マネージャをはじめ、データベース・アプリケーションの開発に関心のある他のユーザーにも役に立ちます。

このマニュアルを効果的に活用するには、C言語によるアプリケーション・プログラミングに関する実践知識、およびSQLリレーショナル・データベース言語の知識が必要です。さらに、このマニュアルの一部の章では、オブジェクト指向プログラミングの基本概念の知識が必要です。


関連項目

  • SQLの詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』および『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  • Oracleデータベースについての基本概念の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。

  • Standard EditionとEnterprise Editionの違いおよび使用可能なすべての機能とオプションの詳細は、『Oracle Database新機能ガイド』を参照してください。


ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

一部のスクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。 TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。アメリカ国外からの場合は、+1-407-458-2479にお電話ください。

関連ドキュメント

このマニュアルに記載されている多くの例で、シード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。これは、Oracle Databaseのインストール時に「基本インストール」オプションを選択するとデフォルトでインストールされます。これらのスキーマの作成方法および使用方法については、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。


リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/membership/index.html

すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』では、Standard Edition製品およびEnterprise Edition製品に組み込まれているOCIの特性および機能がすべて説明されているわけではありません。

Oracle C++ Call Interface

Oracle C++ Call Interfaceでは、C++プログラマ向けにC++プログラム用のOCI機能を提供し、(ユーザー定義型の)データベース・オブジェクトをC++オブジェクトとして操作できます。

OCIに関するその他の参照先

OCIに関するその他の参照先は、次のとおりです。


関連項目:

  • C++ Call Interfaceの詳細は、『Oracle C++ Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』を参照してください。

  • カートリッジ・サービスおよびデータ・カートリッジの開発に関連するOCIコールの詳細は、『Oracle Databaseデータ・カートリッジ開発者ガイド』を参照してください。

  • 各国語サポートおよびグローバリゼーション・サポートに関連するOCIコールの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

  • アドバンスト・キューイングに関連するOCIコールの詳細は、『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。

  • XAライブラリでOCIを使用する場合の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・アプリケーション開発者ガイド』を参照してください。

  • OCIコールを使用したLOBの操作の詳細およびコード例は、『Oracle Database SecureFilesおよびラージ・オブジェクト開発者ガイド』を参照してください。

  • オブジェクト型の詳しい説明は、『Oracle Databaseオブジェクト・リレーショナル開発者ガイド』を参照してください。


Oracle Databaseに関するその他の参照先

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html

注意:


ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。