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Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス
11g リリース1(11.1)
E05686-02
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83 DBMS_ODCI

DBMS_ODCIパッケージには、Data Cartridgeの使用に関連する単一ユーザー・ファンクションが含まれています。


関連項目:

  • 『Oracle Databaseデータ・カートリッジ開発者ガイド』


この章では、次の項目について説明します。


DBMS_ODCIサブプログラムの要約

表83-1 DBMS_ODCIパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

ESTIMATE_CPU_UNITSファンクション


指定の期間(秒)に対応するCPU命令の概数(単位: 千)を戻します。



ESTIMATE_CPU_UNITSファンクション

このファンクションは、指定の期間(秒)に対応するCPU命令の概数(単位: 千)を戻します。この情報を使用すると、拡張可能オプティマイザのユーザー定義ファンクションとCPUコストとを関連付けることができます。

このファンクションは、ユーザー・ファンクションの経過時間を入力として使用し、その経過時間とマシンのプロセッサ速度を乗算してCPU単位を測定したのち、ユーザー・ファンクションに関連付けるCPUの概数を戻します。 マルチプロセッサの場合、ESTIMATE_CPU_UNITSではプロセッサ1つ当たりの速度で計算されます。

構文

DBMS_ODCI.ESTIMATE_CPU_UNITS(
   elapsed_time     NUMBER)
  RETURN NUMBER;

パラメータ

パラメータ 説明
elapsed_time ファンクション実行にかかる秒単位の経過時間。

使用上の注意

CPUコストをユーザー定義ファンクションと関連付ける場合は、ESTIMATE_CPU_UNITSから戻される千単位のCPU単位ではなく、完全な数のCPU単位を使用します。つまり、ESTIMATE_CPU_UNITSから戻された数に1000を掛けます。