OWA_IMAGE
パッケージは、ユーザーがイメージ上でクリックした座標にアクセスするためのインタフェースを提供します。
関連項目: このパッケージの実装の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
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この章では、次の項目について説明します。
概要
データ型
変数
例
PL/SQLゲートウェイを起動する宛先リンクを持つイメージ・マップがある場合に、このパッケージを使用します。
このデータ型(point
)には座標のX
およびY
の値が含まれていて、イメージ・マップ上でユーザーがクリックした座標を提供します。次のように定義されます。
TYPE POINT IS TABLE OF VARCHAR2(32767) INDEX BY BINARY_INTEGER
このTYPE
POINT
のパッケージ変数(null_point
)は、デフォルトのポイント・パラメータとして使用されます。この変数のXおよびYフィールドはいずれもNULL
です。
CREATE OR REPLACE PROCEDURE process_image (my_img in OWA_IMAGE.POINT) AS x integer := OWA_IMAGE.GET_X(my_img); y integer := OWA_IMAGE.GET_Y(my_img); BEGIN /* process the coordinate */ END
このファンクションは、ユーザーがイメージ・マップ上でクリックするポイントのX
座標を戻します。
構文
OWA_IMAGE.GET_X( p IN point) RETURN INTEGER;
パラメータ
戻り値
整数としてのX座標。
このファンクションは、ユーザーがイメージ・マップ上でクリックするポイントのY座標を戻します。
構文
OWA_IMAGE.GET_Y( p IN point) RETURN INTEGER;
パラメータ
戻り値
整数としてのY座標。