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Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス
11g リリース1(11.1)
E05686-02
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174 OWA_IMAGE

OWA_IMAGEパッケージは、ユーザーがイメージ上でクリックした座標にアクセスするためのインタフェースを提供します。


関連項目:

このパッケージの実装の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
  • 『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle HTTP Server』

  • 『Oracle Fusion Middleware User's Guide for mod_plsql』


この章では、次の項目について説明します。


OWA_IMAGEの使用方法


概要

PL/SQLゲートウェイを起動する宛先リンクを持つイメージ・マップがある場合に、このパッケージを使用します。


データ型

このデータ型(point)には座標のXおよびYの値が含まれていて、イメージ・マップ上でユーザーがクリックした座標を提供します。次のように定義されます。

TYPE POINT IS TABLE OF VARCHAR2(32767) INDEX BY BINARY_INTEGER

変数

このTYPE POINTのパッケージ変数(null_point)は、デフォルトのポイント・パラメータとして使用されます。この変数のXおよびYフィールドはいずれもNULLです。


CREATE OR REPLACE PROCEDURE process_image
    (my_img in OWA_IMAGE.POINT)
    AS
    x integer := OWA_IMAGE.GET_X(my_img);
    y integer := OWA_IMAGE.GET_Y(my_img);
BEGIN
    /* process the coordinate */
END

OWA_IMAGEサブプログラムの要約

表174-1 OWA_IMAGEパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

GET_Xファンクション


point型のX値を取得します。

GET_Yファンクション


point型のY値を取得します。



GET_Xファンクション

このファンクションは、ユーザーがイメージ・マップ上でクリックするポイントのX座標を戻します。

構文

OWA_IMAGE.GET_X(
   p        IN        point)
 RETURN INTEGER;

パラメータ

表174-2 GET_Xファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

p

ユーザーがクリックしたポイント。


戻り値

整数としてのX座標。


GET_Yファンクション

このファンクションは、ユーザーがイメージ・マップ上でクリックするポイントのY座標を戻します。

構文

OWA_IMAGE.GET_Y(
   p        IN        point)
 RETURN INTEGER;

パラメータ

表174-3 GET_Yファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

p

ユーザーがクリックしたポイント。


戻り値

整数としてのY座標。